udon cafe 武家 ~予備知識なしでは発見不可能なうどん店~ @ 奈良県生駒市
2016-01-30
第5回 関西讃岐うどん西国三十三ヶ所巡礼~ ホームページ 
昔、店を探すのに、よいよあずった「名もないうどん屋」というお店を思い出しました
え?今もあるって

あのね、今から10年も前の事でしょうか、このお店が高松空港のねきで納屋みたいな建てもんやった時、ほんまに探すのに食べるんにえらい目におおたんで
なんとて、営業時間もよ~わからん、年中無休を謳っとるのに、いつ開いてるんかもわからんきん、とにかくと店前まで行ってパトライトが回っていればラッキーなお店やったんで、うどん食べるんに運を天に任せるしか有りませんでした
当時、わたっしゃかし無常にも、3回もふられたんで!(内2回はこの店に行く為だけが目的で渡讃した)
ちなみに、ここから「J氏の呪い」という2008年度「関西讃岐うどん流行語大賞」が生まれたのと、関西を代表するセルフの名店「讃岐一番」の大将は、このお店で修行したん事を、覚えとってつか
さて、今回はなんでこないに讃岐弁がつい出てしまうんか

東生駒にこんなうどん店が去年OPENされております
お店は駅からは歩いていける距離ですが、そこは暖簾も店名の看板も無く、姿形もまったく油断したお店
それと分かる理由は、ただ「うどん」という札が掛けられているだけ


しかし、これだけでこのお店をうどん店と理解して入るのは、あまりにも無謀すぎます
しかも、168号線の旧道の方に抜ける道沿いの為、うっかりすると通り過ぎる可能性も十分考えられます
大阪圏内から訪問できる、久しぶりに登場したディープなお店に、ワクワクしながらお店に伺いました
しか~し、お店前に到着するとご覧の表示が

あら~J氏の再来か?
一瞬、足元が揺らいだように感じましたが、意を決して扉を開けお店の方に「実は大阪から食べに来たんですが、食べられますか」と辞を低くして伺うと、「あ~もちろん結構ですよ」と、非常に明るく闊達としたお返事が
ちょうどこの日は、地元の方々の宴会予約が入っていた様なのですが、まだ脇の席が空いていたので、快くそして申し訳なさそうに、そちら席に案内してくださいました

店内はとっても綺麗
木をふんだんに使った明るい店内で、なるほどカフェの様な雰囲気です




厨房にいた若い大将に早速インタビューです
雀 「この界隈言うたら、本格的なうどんのお店は少ないのに、大将は、なんでここでうどん家はじめ様と思ったんです?」
大将 「昔通っていた大学が、この近くにあるんですよ。それで、馴染みのあるここで始めました。」
雀 「大将はこちらのご出身?」
大将 「いえ、生まれは香川県です。」
雀 「お~私も香川から出て来てるんよ」
大将 「香川のどちらですか?」
雀 「私、詫間」
大将 「え~私も詫間です」
※ 以上、冒頭から詫間弁の入った会話でしたが、この興奮に預かっての事でした
聞けば、若き大将は松崎のお生まれと言う事で、詫間中学の後輩やないですか
試しに「詫間中学校歌」の「緑映ゆ 高尾木山を 仰ぎ見る~」を唄ってみると、「うわ~懐かしい」とのリアクション
この日は、思わず詫間の話で盛り上がってしまいました
因みに(今日2回目)、「ひょっとして苗字は田尾さんですか」と聞いたら、こちらは違っておりましたが
まだ29才の彼が出すうどんは、キラキラと輝くこんな感じ


この日、「釜玉うどん」と「レモンうどん」
麺は恐らく400gほどあるかと思われましたので、量を少なめで頂きました


こちらは「釜揚げ」です

メニューです








そうそうそう
こちらのお店、24時間営業(※もちろん要予約)なんだそうです
但し、昼間の時間帯はOPENされている様ですが、予約さえ受け付ければ、何時ででもお店は開けるそうなんですね
しかも、会員制!!
今回の訪問で、私はもう詫中の先輩として顔パスとなったと思いますが、手続きの登録もなかったので、ま、無理なんかなあ
とにかく、関西では最近の新店とは違う、型に嵌らない面白いうどん店の登場のです
「udon cafe 武家」
奈良県生駒市東生駒1-291-2-1
TEL 070-1741-1292
営業時間:24時間(※要予約)
定休日 :無休
うどん好きの皆さん クリックをお願いしま~す♪
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与喜饂飩 ~大和の国に現れた名店はりやの系譜~ @ 奈良県桜井市
2015-08-15
第5回 関西讃岐うどん西国三十三ヶ所巡礼~ ホームページへ!! 
かつては大海人皇子も本居宣長も通った古道、初瀬街道に讃岐うどんのお店が誕生しました
何故ここに?と言うのが正直な私の心境です
うどんファンなら誰知らぬ者とて無い高松の有名店「はりや」で修行された溝口さんが、長谷寺のある古の道沿いに、お店をOPENされました

といっても、私にとって溝口さんとの思い出は、はりやさんの事よりも、「第4回関西讃岐うどん巡礼~」での出来事
あれは、当時巡礼開催中の後半、巡礼HPに届いたメールからの事だったのですが、JR寺田町駅前にある立ち飲み屋さんから「当店で忘れ物を預かっております」と言う内容でした
なんでも、そちらのお店を利用されたお客さんが、一枚の紙片が入った鞄を忘れられており、お店の方が中身を確認すると、なにやら判子が沢山押されているスタンプカードの様なものが出てきたそうです
その紙片には、50個の内48個までが捺印されており、どうやらあと2箇所を訪問すると全ての店舗を達成できる模様で、お店の方も飲食店を営んでおられる関係から、これはとても大切な物だとピン!と来られたそうです
そこで、巡礼の事をまったく知らないにも係わらず、インターネットで巡礼のことを調べられ、HPにわざわざご連絡を頂けた次第で、その巡礼シートは無事お客さんの元に戻る事となりました
本当に有難うございました
そして、そのシートを忘れられたいた方こそ、ここ与喜饂飩の大将溝口さん
その時のお店とのやりとりを記憶して下さっていたのでしょうか、お店に入って席に着いたとたん
「雀さんですか?」と、直ちにお声をかけて下さいました
さて、溝口さんのうどんについて
他の皆さんのご意見も聞かせて頂きましたが、私自身、このうどんが奈良というところに登場した事を、正直驚きを感じております
つまりは、これまで奈良県内で頑張っておられる、どの人気店さんとも流れが違ったうどんである事

溝口さんの純白のうどんは、非常に滑らかで口当たりが良く、ズルズル~と頂けるのですが、そこには繊細なうどんのコシがあり、流れ込むような喉越しが感じられます


それでも、隣の席にいた年配のファミリーさんは、溝口さんのうどんを頂きながら「コシの強い」をしきりと強調されており、あろう事か「荒木伝次郎」さんと比較されており、思わず聞き耳を立ててしまいました
もちろん、ひと言では語りきれないのですが、この雰囲気でこのうどんで、そしてこの独特のつけ出汁で、更にはスタンダードなラインナップで、関西のうどん界にひと風吹かせてくれるんじゃないかと期待しております


そうそう、カレーうどんもこれまた「はりや」さんの流れを汲んだ、見逃せない一品です



お店は近鉄「長谷寺」駅から10分ほどのところ
但し、駅とは相当の高低差があり、行きは下り帰りは登りといった行程です



おお!麺通団のDさんもわざわざ讃岐の国から足を運ばれていたんですね
長谷寺から青い衣装を纏った饂飩仙人が、汗をかきかき降臨してくるお店でもありました
心を込めて、お店の扉を開かせて頂きましたが

「与喜饂飩」
奈良県桜井市初瀬925-2
TEL 0744-35-2622
営業時間:11:00~14:00 17:00~20:00(※変更の予定有り 要確認)
定休日 :要確認
駐車場 :有り
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釜粋(かまいき) ~奈良公園近くの人気うどん店~ @ 奈良県奈良市
2015-06-30
第4.5回 関西讃岐うどん巡礼 SUPER HARD編~ スタート!! 
第5回 関西讃岐うどん西国三十三ヶ所巡礼~ 概要の概要が決定!!

どうもこんにちわ
奈良公園にようこそ

TVの報道で、中国人の観光客が爆買で関西を訪れた際、奈良公園にも足を向けるという放送を目の当たりにしてから、予てから我が家の懸案であった「奈良公園 鹿の写真撮影ツアー」を行おうと、早朝から荒鷲さんと行ってまいりました
両者とも香川県出身
奈良と言えば、小学校の修学旅行の定番のコースでしたが、結婚して27年
二人して奈良の中心部に足を向けるのは、初めてのことでした

途中、折角奈良公園に行くのだから「東大寺」にも行きたいな~と告げると
「うんええよ、でも東大寺って何があるん?」
思わず、UDON号のハンドルが外れそうになりましたがな
ほんまに、毘盧遮那仏も聖武天皇も行基も運慶・快慶も、ひっくり返ってることやろうね


そんなこんなで、中国の方々に半分揉みくちゃにされながら(ホンマに多いは

以前より存じてはいたのですが、つい観光地と言う事で足が遠のいていたお店です

開店11時きっかりに入店したのですが、あらあら次々にお客さんが訪れて、あっという間に満席となり、店外には行列が
大へんな人気店なんですね
「とりてんざる」

うわ、麺のボリュームがスゴイですね
これはお得感満載のうどんです
見るからに麺がしっかりとしており、見た目だけで屈強さが想像できてしまいそうです
実際に頂くと、このうどんが潔いと言うのか隆としてると言うのか、とにかくしっかりとした食感



また、このかぶりついたら顎が外れそうなくらい巨大なとりてんが、お腹を満足させてくれるんです
へえ~、奈良市内の天平・白鳳文化の流れを受け継ぐ町で、こんなに美味しい自家製麺のうどんが頂けるんだ
彼女の選んだ「とりちくてん」
お出汁の味もしっかりとしていて、美味しかったそうです
メニュー








少し、奈良市内のお店を、つい見逃していた様な気がしてきました
もっと、足繁く色々なお店に足を向けないとと、少々反省した一日でした
(日記ふう~ )
「釜粋(かまいき)」
奈良県奈良市東向南町1 AMI21 1F
TEL 0742-22-0051
営業時間:11:00~15:00 17:00~20:00(L.O.19:45)
定休日 :月曜日
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讃岐うどん 雅流 ~はがくれの流れをくむ奈良の讃岐うどん~ @ 奈良県五條市
2015-06-16
第4.5回 関西讃岐うどん巡礼 SUPER HARD編~ スタート!! 
第5回 関西讃岐うどん西国三十三ヶ所巡礼~ 概要の概要が決定!!

吉野川のほとり、もう目の前は和歌山prefecture(教養が・・・)という、いわば奈良県の西部で、あの名店のうどんを頂く事が出来ます
(※因みに、奈良県までが吉野川で、和歌山県に入ったら紀ノ川になるみたいですね byYahoo map)

お店はJR和歌山線の線路沿いにあり、地元の皆さんで賑わっている人気店
はがくれと言えば、やはり生醤油
そう思って勢いよくお願いしたら、あらら季節メニューの位置づけなんですね
それでも、はがくれ系のあのうどんを冷で頂きたかったので「ざるうどん」をチョイス

おお!!鋭いトルネードの姿
まさかここまで来て、情熱的なソレを拝めるなんて感激一入です

うどんは、とにかく滑らかで繊細
しかし、そこにはしっかりとしたコシも埋め込まれており、うどん好きにはたまらない一品
背筋が伸びそうなうどんです

メニュー







大将はここ五条市のご出身だそうで、大和路で美味しいうどんが頂ける大変貴重なお店です


OPENして5年の月日が過ぎ去っておりますが、いささかも変わらない素晴らしいうどんでした
美味しかったです
「讃岐うどん 雅流」
奈良県五条市犬飼町64-1
TEL 074-725-0167
営業時間:平日 11:00~14:00
土・日・祝 11:00~14:00 17:30~20:00
定休日 :火曜日、第4月曜日
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さぬき手打ちうどん屋 晴れ ~奈良の新店情報~ @ 奈良県奈良市
2014-10-28
奈良市内での久々の新店情報です
と言いましても、9月18日にOPENされたそうですので、もう1ヶ月以上たってはおりますが

元料理人の方が、香川のお店を食べ歩き、独学でうどんの勉強をされ、この奈良の地に新しくお店を誕生されたそうです
「冷かけ」と「鮭の炊き込みご飯」を頂きました

ビジュアルとして、まず関西ナイズされているよりは、讃岐チックな雰囲気ですね
それもその筈、ひと口頂いたお出汁は、柔らかくほんのりイリコの風味が広がり、讃岐出身者には懐かしい感覚にとらわれてしまいます
しかも、結構上品に出汁をとられております
お出汁は、まだ試行錯誤の段階とおっしゃられてましたが、これで十分美味しく感じました



うどんも表面の光沢が鮮やかで、ズルズルと頂けるうどん
これは、今までの奈良界隈には無かった、より讃岐に近いうどんですね
予め天カスが入っているので、苦手な方は、ご注文の際に申し出てください
メニュー




大将曰く、今のところ「ざる」に重きを置いておられるそうなので、次回の訪問時は、是非そちらを頂いて見ましょう
写真で見ると「大海老天ざる」や「げそ天ざるうどん、「鶏天ざるうどん」など、結構なボリュームの様でした
うどんを待っている間、お店の方が小型の液晶TVを持ってきてくださいました

お店はL字のカウンターのみで、厨房の様子なの手に取るように見学できます

久々の奈良の新店
頑張って欲しいですね
「さぬき手打ちうどん屋 晴れ」
奈良県奈良市南京終町7-522-2
TEL 080-4760-0111
営業時間:11:00~15:00(麺切れ終了)
定休日 :水曜日
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