さざんか ~広島にある元祖お好み焼き 花子さん80歳の手練!!~ @ 広島県広島市
2017-11-05
声に張りが有るんですよね
長年にわたりお好み焼き店を切り盛りして、沢山のお店の息子、娘と接している彼女はの声は、まるでミュージカルの舞台で唄う声のようにリズミカルで華やかでした
この笑顔・・・

そして、60年を経たお店を支えたひとつの屋台骨の「コテ」
カドが丸みを帯びているでしょう
道具も、身体の一部と化しているかのようです
花子さん曰く、これが昔からのお好み焼き





お店の創業のころ(昭和30年頃)は、界隈のどのお店も現在の様な広島風では無く、各お店が試行錯誤の上、薄い生地にキャベツ、もやしなどの野菜を盛大に盛り付け、麺と一緒に頂くようになったんだそうです
その手際の良いこと、リズミカルな事
まさに、コテを操る職人さんでした
「よくね~、ハーフと間違われるんよ」
とおっしゃられるくらい、ポニーテールが似合うんじゃないかと思うほど、キリツとした美しい彼女は、とても明るく朗らかに私を迎えて下さいました

やがて、鉄板周りわずか5席の店内には、自然に足を運んできたかの様に、岡山から、そして長野からと、このお店の子供たちが彼女の味を頂きにやってまいります



少々お耳が不自由の様でしたが、はじける笑顔がとっても素敵な彼女でした
広電の線路のネキにある広島のお店
また来ます
「さざんか」
広島県広島市西区己斐本町3-2-7
TEL 082-271-3657
営業時間:12:00~19:00頃(材料が無くなり次第終了)
定休日 :水曜日(※要確認)
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手打ちうどん とく一 ~ハイレベルな剛麺を広島で~ @ 広島県広島市
2015-03-10
第5回 関西讃岐うどん西国三十三ヶ所巡礼~ 概要の概要が決定!! 
素晴しき市民の足「広島電鉄」を乗り継いで、着いたところが「江波」
※大阪にもこんな正直で安価な市民の足が欲しいな
てっきり「えなみ」だと思い込んで降りたのですが、町の至るところの看板を見て、初めて「えば」と読むんだと知りました
やっぱり、旅はするものですよね

さて、せっかく電車を6時間も乗り継いで広島まで来たのだから、このまま手ぶらで帰るのも勿体無いですよね
お昼の休憩時間のない、通して頑張っておられるお店を探したら、素晴しいお店があるじゃないですか
さて、この道を行けばどうなる事か・・・
「手打ちうどん とく一」さん



こちらのお店は、先の香房さんと同じく、香川で修行された大将が頑張っておられるお店
とく一さんの場合は、最早行列店の代名詞的存在の超有名店「山越」さんで修行をされた、これまた由緒正しき讃岐うどんのお店です
この日は、広島らしく「つけ麺」で頂きました

お店の方曰く「ざるうどん」です
しかし、ど~です!!
この見た目の美しさ

しっとりとした淑やかな空気を醸し出しながら、この白磁の器にも負けないほどのツヤツヤのうどんは、見ただけで美味いと感じるうどん
ああ~もう、本川の長い高架を渡ってまで来た甲斐があろうかと言うものです
それこそ、一瞬で頂いてしまいました

これまた美味かったな~~

お店は、間口一軒ほどのこじんまりとした店内で、お昼をかなり過ぎた時間にも係わらず、地元の皆さんで大変賑わっておられました
タクシーの運転手さんが、お昼の込み合う時間帯を外して訪れていたのが、流石!という印象でした


しかし、広島もレベルが高いな~
中華そばのお店も多いし、もっともっと訪れたい都市ですね
「手打ちうどん とく一」
広島市中区光南1-13-12
TEL 082-541-1091
営業時間:11:00~19:30
定休日 :月曜日、第3日曜日
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讃岐うどん 香房 ~親子二代の讃岐DNAを誇る広島のうどん店~ @ 広島県広島市
2015-03-08
第5回 関西讃岐うどん西国三十三ヶ所巡礼~ 概要の概要が決定!! 
これがデジャブというものだろうか・・・
今から遡る事数年前、この駅で下車して同じ様な線路沿いの国道を、ひとり歩いて讃岐うどんのお店に向かった感覚が、この頭に肌に確かに残っている様な気がします
いや、確かにこの道を歩いた記憶が甦って来ました
その時の記憶がコチラ

確か、その時の屋号は、「讃岐うどん 凡蔵」と同じでした
そう、今は無きあの丸亀の名店です
そして今
7年前とまったく同じ状況を懐かしく辿りながら、伺ったお店がコチラ
「讃岐うどん 香房」

こちらのお店の大将は、高松の人気店「池上製麺所」で、人気者るみばあちゃんにうどんの打ち方を学び、こちらのお店を開業されたそうです
そしてそして、なんと先の凡蔵さんは、こちらの大将のお父様が営んでおられたお店
つまり、親子二代に渡って香川で修行をされ、ここ広島の同じ場所で、時を移しながらそれぞれの讃岐うどん店を営んでこられた、まさに由緒正しき讃岐うどんのDNAを伝えるうどんファミリーなんです
そんな素晴しいお店で頂いた「かしわ天ざる」

これまた、讃岐の名物うどんですがな
うわ!なんだ!!この久しぶりに出会った、一見繊細に見えながらもダイナミックなうどん

あの郷東川のほとりにあったお店(小屋)で頂いたうどんに、どこと無く似ている感じがします
一瞬シャンプーの容器と、山積みの卵のトレーを探しそうになったがな
やや不揃いのうどんは、食感といい喉越しといい、確かに懐かしい讃岐の雰囲気が漂っています
その上、こんなゆったりとした落ち着いたお店でうどんを楽しめるのですから、この人気の秘密が十分に頷けます


美味しかったね~
メニュー





讃岐スタイルのおでんも美味しそうでした
きっと、また数年後この線路沿いを歩いて、お店に来る自分が見えるかのようです
素晴しい広島の讃岐うどんでした


「讃岐うどん 香房」
広島市西区井口明神2-1-9 亀田ビル1F
TEL 082-276-1388
営業時間:11:15~14:30(L.O.14:15)
17:45~21:00(L.O.20:45)
定休日 :火曜日
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中華そば すずめ ~さようなら 60年の歴史に幕~ @ 広島県広島市
2015-02-28
「雀さん!あんたぁ、そのうちそのうちって言いよったら、取り返しのつかん事になるんやで」広島に籍を置く昔の仲間から、悲鳴とも怒りともつかない叱責が届いたのは、今年の1月
その驚愕の連絡に接した途端、もう矢も立てもたまらなくなり、慌てて始発の電車に飛び乗ったのが今月の初め
実に片道6時間の熾烈な旅でした

広島にある中華そばの名門「すずめ」さんが、その長い長い歴史を静かに閉じられようとしております
広島市内で屋台ラーメン「寿々女(すずめ)」として、お店を始められたのが昭和35年
現在の店舗にお店を構えられたのがその2年後の昭和37年
そして今に続くまで、その間多くの広島市民に愛され頑張ってこられました

私の大好きな、飾り気の無い中華そばらしい中華そば

スープは、所謂「豚骨醤油味」
豚骨と少量の鶏ガラ、野菜&海産物等で煮込んだスープに、チャーシュー用の豚肉を広島産の濃口醤油で炊き込んだタレを加えて出来上がる、後味の良い極上の一品

細身のストレート麺は、しっかりとしたコシがあり、このまろやかなスープに非常にあっております
この、赤身を伴った豊な色合いと豚骨ベースの香りが、否が応でも食欲をそそってくれますね


なんとて、お店も中華そばもシンプルで、長年親しまれてきた食堂風の風景が落ち着く、素晴しいお店でした
お店に入ると、すぐ左手にある整理券発券機で、番号札を取るシステム
開店スグに飛び込んだつもりが、それでも13番目でした




この悲しい知らせを耳にした多くのファンが、それこそ途切れる事もなしに、残り僅かな時間をフルに大切に仕舞って置こうと、次々に訪れております
長年、美味しい中華そばを有難うございました



「中華そば すずめ」 ※2015年4月30日閉店
広島県広島市西区東観音町1-2
TEL 082-231-9975
営業時間:15:00~21:00
定休日 :日曜日、毎月14日
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めん処 みやち ~路地裏のフワフワきつね中華そば~ @ 広島県尾道市
2014-09-07
この街は山上に向かう急な坂道も素敵ですが、坂を下りきって海と山とに押し潰されそうな、猫の額程に狭い街中に、隙間を縫う様に細い路地が縦横無尽に抜けているところも、大変趣が有るんですよね

商店街の方の広い通りから伺う術も有りますが、ここ「みやち」さんには、やはりわざわざ軒の下を拾うように、身体を互いの戸口に預けつつ、時折すれ違う人に頭を下げながら伺うのが好きなんです

そんな中、「みやち」さんの行列に並ぶ私の後ろには、白いブラウスに紺のスカートを纏った、黒いレースの日傘が良く似合う、黒木瞳似の尾道マダムが
まるで映画のワンシーンの様でしたが、路地の写真を撮る私に彼女の方から
「どちらからおいでですか?」


そんなこんなで、まるで狐に抓まれた様に「きつね中華そば」をご注文

やや琥珀色の透明なお出汁が、みやちさんの中華そば
日が射す海の町のお店らしく、いりこ出汁を加えた鶏ガラスープは、あっさりとしてなんとも言えません


フワフワのきつねはゆったりと甘~い味付けで、口に含むと吸ったお出汁が一杯に広がるのがたまりません
尾道マダムは、にっこりとした笑顔で、小さな子供の手を引いて、私を見送って下さいました


帰りに尾道と向島を結ぶフェリー(片道¥60)に乗船してみました
もちろん生活の為のフェリーです

部活か夏期講習帰りの学生さんが、白いワイシャツを風に靡かせつつ、軽快に乗船されておりましたよ



しかし、こんな景色を生活の一部に取り入れて育ったら、感性が磨かれるでしょうね
「めん処 みやち」
広島県尾道市土堂1-6-22
TEL 0848-25-3550
営業時間:11:00~19:00
定休日 :木曜日
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