かどや食堂 ~そこにある大衆食堂の美しき中華そば~ @ 愛知県愛西市
2016-04-03
これだから中華そばの食べ歩きは止められませんこんなに美しく、しかも手の込んだ一品が、何気ないフリをして目の前に現れ私の魂を奪っていくのですから

名鉄「佐屋」駅から歩く事7~8分
これから田起しをしようかという田んぼに囲まれたところにお店は有りました

お店の暖簾を潜ると、お店には先客のおじさんがおりまして既にビールとい熱燗でええ調子ややいですか
耳に程よく入ってくる地元の言葉が、なんとも言えず私の気持ちを温めてくれます


すぐに仲良くなり、お店のおじさん、おばさんとも談笑しながら乾いた喉を潤していると、お待ちかねの中華そばの登場です
アンダー¥500のこの一杯

鶏ガラで丁寧にとられた旨味が凝縮されたスープ
このスッキリとした美味しさは、なんなんでしょう
身も心も蕩けそうです


そして、なんで?と思う程の肉厚の焼豚
原価意識があるのとか一瞬疑ってしまいました
細切りのメンマにざく切りの葱
ほんまにたまりませんわ
いろんな思いを受け取って、気持ちよくお店をあとにしました

おじさん、おばさん、そしてこの店の一番ファンだという政治に詳しいおじさん
どうも有難うございました
「大阪から来られたんなら、河村市長挨拶して帰らな~」
とアドバイスを頂きましたが、ちょっと無理でした

「かどや食堂」
愛知県愛西市西條町西善太19-3
TEL 0567-24-0781
営業時間:11:00~17:00頃
定休日 :月曜日
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鴨門(かもん) ~名古屋に突如現れた超新星(スーパーノヴァ)~ @ 愛知県名古屋市
2016-03-21
お店を紹介する前に・・・
若き大将の松村君、もしこのブログに対する「いいね」のカウント数が少なかったら場合、それは君の実力やからね

そう言う事で名古屋のうどんファンの皆さん、せいぜい若き彼をバックアップしてあげて下さい
よも「3万いいね」を切る事はないでしょう
今や名古屋の超有名うどん店「太門」さんのお店の場所に、昼営業される新店が登場するとの噂を耳にしたのが、ほんのちょっと前
あの有名店の軒を借りてお店を出すのだから、さも実力とセンスを兼ね備えたうどんが登場するものと期待を込めて新幹線に乗り込んだのですが、よくよく考えれば、19日OPENという情報だけで、太門さんは日曜日が休みだし、何時に営業開始との確認もしないまま名古屋に向かったので、こんなリスクの高いお店の訪問の仕方をしたのは初めての様な気がします
でも、お店の場所は覚えているもんなんですね
太門さんが開業された直後に一度伺ったのみなんですが、JR千種の駅を降りてから、一発でお店の前まで辿り着きました

すると、これまた待ってくれていたかの様に、若き彼らを心配して寝る時間を惜しんでまでお店に到着した「旧イケメンうどん騎士」、今では「名古屋うどん界の重鎮」となった衣笠さんにバッタリと出くわし、新麺会以来の旧交を温める事が出来ました
お店は、麺は愛知県産の地粉「きぬあかり」を全粒粉で打ち、そして、お店の代名詞とも言える鴨は、豊橋市の高級食品「あいち鴨」を使った、うどん店にして鴨の専門店と言った新しいスタイルのお店


うどんの成長が著しい関西ででも、このスタイルは無い、まったく新進気鋭のお店です
メニューに敢えて「うどん」を名乗らないのは、それこそお店の深謀遠慮


多くの麺ファンに、先入観からではなく、この一品を食べて頂きたいとの思いの表れです
そうそう、このお店の素晴しさを紹介するにあたって、くどくどとした文言は最早省いた方が良く伝わるでしょう
まず、お店スタンダードメニューとなる「鴨白湯つけ麺」
麺は少なめで頂きました
※麺の量は全て、衣笠さん、若き大将の松村さん、スタッフさんのお心遣いで、かなり少なめにして頂いております。通常は350~400g有ります

ひと口頂くと、思わず感嘆の声が漏れてしまいました
鼻に抜ける「鴨」の風味と旨味が心を豊にし、その旨味が身体に沁み込んで来るかのようです

エッジのキリッ!と立った麺の強面さもさる事ながら、この麺を上手に包み込む鴨白湯の美味しさはどうでしょう
まったく強く押してくるのではなく、さり気ない感覚で、こんな感じでうどんを頂くのは初めてです
このつけ出汁で日本酒が2~3合呑めそうな、そんなつけ出汁
やるなあ~


シャクシャクの歯応えの薬味との相性も抜群です
肉味噌を溶きながら頂くと、また違った味が楽しめる二重構造となっているもの素晴しい
そして、もう一品頂いた「鴨糧まぜそば」

「まぜそば」は一度だけ、有名ラーメン店で頂いた事が有りますが、妙に油っぽいだけで私には重く、麺もゴムみたいだった上に、口の周りが大変な事になって、少し敬遠気味になっていたのですが、この「まぜ」はまったく違います


柔らかい美味しさに包まれた剛麺が、しっかりとその存在を主張し、そして敢えて「糧」と名乗った生きる活力の源となる具材達が、柔らかく上手にマッチングしてうどんをサポートしております
これ「とろろ」を使ったのは大正解ですね
少しニンニクを入れて頂いたので、風味までもが素晴しく良く、本当に活力ともなるうどんです
「鴨辛まぜそば 大」

こちらは、隣に座った太門さんの常連さんだと言う、インテリっぽい方の一杯を撮影させて頂きました
丼に燦然と輝く「太門」の文字が眩しいですね

最後に、最初に頂いた「鴨白湯」のスープを漉して頂き、うどんは肉のそぼろに鴨油をあしらったつけ麺で頂きます

あらためてこのうどんの素晴しさを体感できます
コース料理の様な締めの一杯は、これまでのうどんへの見方を洗い流す程の新鮮なメニュー

これはまた、素晴しいお店が登場しましたね
関西も、うかうかしておられません

お店は噂を聞きつけた常連さん達、うどんファンの皆さんが次々に訪れております
愛知のうどんファンの皆さんも沢山いらっしゃるんですね
本当に楽しい、そして至福のひと時を有難うございました
「鴨門(かもん)」
愛知県名古屋市千種区今池5-9-18
TEL 052-753-9338
営業時間:12:00~13:00(L.O.13:20)
定休日 :木曜日、金曜日
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味噌おでん とん八 ~来た!!名古屋のこれが味噌おでんだっ~ @ 愛知県名古屋市
2015-10-14
第5回 関西讃岐うどん西国三十三ヶ所巡礼~ ホームページへ!! 
私は今、お店に入ったばかりなんですが・・・
このおでんを、まずどう理解していいのかに、非常に躊躇しております

ラグビーに「オールブラックス」というチームがあるのは知っていたが、おでんにまでALL BLACKちゅうのが有ったとは、噂で耳にしてはおりましたが、あらためてソニックブームの様な衝撃波を受けてしまいました
って言うか、黒と言うより漆黒じゃん!!

お店の雰囲気がね、とにかく素晴しいの



まさに昭和の宿り木
白木の格子の引き戸に暖簾、店内はカウンターのみの設えながら、この頬に感じる微かな空気が、ああ!このお店知ってる!!と、思わず声に出してしまう程、昔に見た光景
さあ、名古屋の味噌おでんです
これが、クセになりそうな、ならではのおでんでした
ところが、お店にはこんな「関西風のおでん」も用意されております


斯く言う私も、大阪に来た当初、初めて関西で頂いた、なにやら薄しお出汁しか掛かっていないおでんに
「これ、未完成品?」ってな気分でおりましたし、この頼りないおでんを喜ぶ関西の皆さんの気持ちが、まるで札幌稚内状態でした


しかし、噂では耳にしておりましたが、ここまでパンチの効いたものだったとは
幅広の鍋の中までも、驚くほどのベースですし、更に驚くのが地元の方には大変失礼ながら、見た目からは思えない程、美味しかったんだ
諸説様々有りますが、この黒いおでんに至った敬意は、ひとまず置いておくとして、ビールと一緒に食べて美味いおでんは、本物のソレといって間違いありません
名古屋と言うか、東海地区は本当に奥の深い&興味深い、素晴しいところです
もっともっと、根深く探って行きたい文化の町です
「味噌おでん とん八」
愛知県名古屋市東区代官町32-5
TEL 052-931-2301
営業時間:11:00~13:30 17:00~19:30
定休日 :日曜日
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佳津屋 ~すんません4番煎じの訪問でした~ @ 名古屋市
2015-07-27
第4.5回 関西讃岐うどん巡礼 SUPER HARD編~ スタート!! 
第5回 関西讃岐うどん西国三十三ヶ所巡礼~ 概要の概要が決定!!

熱い熱い湾岸沿いの産業道路を、汗を拭き拭き訪問して参りました

スバラシイ・・・
コノクウカン、コノクウキ、ソシテ、オミセノミナサンノコノスタイル





ナゴヤノミナサン、ゼヒ、ナゴヤメンノブンカザイニノコシテホシイナ
ドコカ、タカマツノ「マツシタセイメンショ」ニ、ニテルッポイ
イイゾ!スバラシキメンブンカ
ナゴヤ!!!

オダシノコガネヲミルタビニ
ハムノテンプラミルゴトニ
ミンナノアイシタアノメンガ
ドンノフチカラコボレテオチル・・・

ラララ ラララ タベタイヨ
ルルル ルルル イッテミテオクレ
「佳津屋」
愛知県名古屋市港区稲永5-8-14
TEL 052-381-2037
営業時間:10:00~17:00
定休日 :火曜日
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きくや飯店 ~ラーメン界の翁が綴る支那そば その名も蒲郡ブラック!!~ 愛知県蒲郡市
2015-07-26
第4.5回 関西讃岐うどん巡礼 SUPER HARD編~ スタート!! 
第5回 関西讃岐うどん西国三十三ヶ所巡礼~ 概要の概要が決定!!

お店の美人店員さん曰く
「へーたいさんも食べにきてたんよ」
という老舗のラーメン店は、もう記憶に留めるのが難しいほど長い長い風雪に耐えてこられて、少なくともわかっているだけで、昭和10年にはお店があったそうです

大きな茹で釜の脇にテボが沢山浸かっており、注文が入る度に麺を放り込んでは、ひとつひとつ丁寧に湯掻く老齢の大将のお姿は、敬意を込めて「ラーメン界の翁」と呼ばせて頂くのが相応しい程、神韻とされております
まるで、舞を見る様な手つきの鮮やかさは、古典に出てくる名人を目にしてるかの様で、拝見させて頂くこちらを、鮮やかな気持ちにさせて下さいました


通称「蒲郡ブラック」
きくや飯店さんの歴史ある「支那そば」を頂きました

数あるブラック系(悪い意味ではにゃい

レンゲでひと口頂くと、甘味のある醤油の味わいが口内に穏やかに広がり、「中華そばのスープとはさもありなん」という気持ちに浸らせてくれます
手打ちの平麺が、これまたこのスープの旨味をしっかりと受け止めており、コシの素晴しさにも瞠目


さらに素晴しいのが、器の鮮烈な濃い青
その内はこれまた鮮やかな白で、研ぎ澄まされたようなその器に張られた、力強さを感じる黒のスープとのコントラストが、頂くものの目を洗ってくれるかの様
総じて、中華そばの古称でもある「支那そば」は、間違いなく我々日本人の目の前に、食文化として存在しており、その古称を敬意を持って守っていかなければならない、そんな気持ちにさせてくれます
「支那そば」ってええわ~


なんとて、お店の雰囲気が堅苦しくなく、とにかく柔らかな雰囲気で、「支那そば食べに来たで」という穏やかなお客さんで賑っているところが、お店の品をさらに高めております
解説の一文が、これまた微笑ましいですね

私以外の殆どの皆さんは、チャーシュ麺、もしくはワンタンメンを頂いております
「さくら」と呼ばれる3ケセットのシューマイも、人気のようでした
「きくや飯店」
愛知県蒲郡市松原町11-3
TEL 0533-68-3583
営業時間:11:00~15:00
定休日 :土、日、祝日
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