徒然なるままに・・・中野屋 @ 京都市右京区
2012-08-25
「関東UDONスタンプラリー」絶賛開催中です!! 
お店の引き戸を開けた
学生のお客さんが沢山いた
2人の若者と目が合った
入口右手すぐの座席では、丸いつば付きのハットに甚平をゆったりとまとった老紳士が、ざるうどんを食べていた
椅子にはしゃれたステッキが掛けられていた
ママさんが「あら、お久しぶりです~」と、両手を前に揃えて丁寧に挨拶をして下さった
「こちらこそ、お久しぶりです。その節は、大変お世話になりました。」と挨拶を返した
「大将のお加減は、その後如何でしょうか?」
「ええ、午前中は厨房に立っているんですよ」
「それはそれは、ボチボチされたらいいですわ」
冷かけ大におにぎり&いなり寿司をチョイスした
良い天気だったので「外でたべます」とママに言ったら、入口の戸を開けて下さった
太陽が降り注ぐ席で、通行する方達を眺めながら、うどんを頂いた
老紳士がステッキを片手に、お店から出てきて、踏切の方に向かって去ろうとした際、ママさんが追って出てこられなにやら談笑されていた
そして、くるりと背を向けた老紳士は、左手を軽く上げてお店を後にした
そうこうするうち、原付バイクに自転車の若者3人がやってきた
隣のお店の前に、バイクと自転車を停めようとしていたので、ママさんが親切にお店前に駐車スペースをつくって、そちらに誘導されていた
その内の一人に「よく来るの?」と声をかけてみたら、「はい、たまに少し・・・」と、若者独特のよくわからない言い回しで、それでも笑顔で答えてくれた

少し食欲は回復したが、それでもおにぎりが食べきれなかったので、ラップに包んで持って帰った
冷かけは、胃袋にも心にも隅々まで染み渡る、優しい味だった
食べ終えて返却口に器を返しに行くと、ママさんが笑顔で「有難うございました」
ああ、近くにあったら・・・
そんな事を思いながら、ママさんの笑顔の見送りに粋に応えようと、最高の笑顔見せたつもりで、暖簾を左手で払おうとしたら、暖簾はかかってなく、空振りに終わった
ひぐらしの声が「カナカナカナカナ・・・」
心なしか苦笑している様にも聞こえた

※これは、以前の写真ね

あやしうこそ、ものぐるほしけれ・・・
「さぬきうどん 中野屋」
京都市右京区谷口垣ノ内町7-22
TEL 075-467-3303
営業時間:9:00~14:00
定休日 :日曜日
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