手打ちうどん 角千商店 ~名古屋の超次元! 駄菓子屋うどん店~ @ 愛知県太治町
2015-07-15
第4.5回 関西讃岐うどん巡礼 SUPER HARD編~ スタート!! 
第5回 関西讃岐うどん西国三十三ヶ所巡礼~ 概要の概要が決定!!

ご存知名古屋と言えば、X軸もY軸もいえZ軸も、いえいえ空間の次元さえも超えかねない縦横無尽の麺どころ
これまで、「長命うどん」さんをはじめ、「いなや」さん、「中山うどん店」さんなど、多くの異次元うどんに出会い感動してまいりましたし、新規のお店ででも、そんなお店が登場しておりますが、さらにAnother Worldなうどん店に出会いました
そのお店の敷地内に入った瞬間、恐るべき名古屋の底力を、いえ真の力を垣間見た様な、ある意味畏怖を覚える様な気がしました
しかし、私の心を「グッ!」と打ったうどん店には変わりありません

お店の佇まいは、表向きはなんて事ない、まったく普通の商店
んん?商店?
しかし、一度その扉を開けるとそこは・・・

おお~

ま~さに、子ども達にとって夢の世界
いえ、私ら世代にとっても、いきなり幼き頃にタイムスリップしてしまいそうな、なんとも懐かしい空間が広がります
ここは、駄菓子屋さんじゃないですか!


細々と並べられた駄菓子たちは、どれを見ても¥10~せいぜい¥30
懐かしい、ラムネ、棒カステラ、ヨーグル、黒棒、くじ、などなど
そして正面を見ると、なんとうどんの暖簾が
なんと、駄菓子屋さんの奥にお店があります
しかも、お菓子の棚の隣に目をやると
ややっ!!(笑)


麺の卸売りコーナーがあるじゃないですか
こんな駄菓子屋さんは初めて
更には、その奥が厨房になっております
少し上を見上げると、やや古いプラスチック製の小さな看板に「純手打ちうどん」の看板が
ひっそりと、しかし赤い文字で艶やかに掲げられております
素晴しい手打ちうどんです
「ころうどん」

滑らかなうどんが、静かに身体に滑り込んできます
本当に静かに静かにです


決して派手さはありませんが、丁寧な手打ちの真髄が伝わってくるかの様な、手練のうどん
こんなうどんが、名古屋の市中に静かにあった事じたいが、もう嬉しくて涙が出そう

そして、そして何ともいえない「中華そば」

パンチのある独特の「中華そば」は、厨房で作られている時に、チャチャと軽快に湯切りの音が聞こえてきた時から「美味いぞ!」と確信しておりました


ラーメンとはまた趣旨が違う、この静かな空間で頂くこの一品に、隣で賑やかな婆ちゃん達の団体さんの名古屋弁も、心地よい小鳥のさえずりにしか聞こえません
「でよ~」「しとるで」「たわけ」
いや、寂びた声で軽快に出てくる言葉が、何とも何とも素晴しい



とても明るくてハキハキとされておりながら、年輪をも同時に感じられる大将にお話を伺うことができました
元々こちらは界隈は、町の市場だったんですね




ちょうどお店前の駐車場スペースのところにも、かつては、お店がびっしりと構えられていたようです
この駄菓子屋のスペースも、元々は、その一部の通路だった様で、今では「角千商店」さんのみの様です
市場はすっかり寂れてしまいましたが、こちらのうどん店だけが子供にも大人にもじーちゃん、ばーちゃん達にも受け入れられて、今でも一生懸命今も頑張っておられます

本当に名古屋は、奥が深いです

「手打ちうどん 角千商店」
愛知県海部郡太治町砂子大宮崎2640
TEL 052-431-8683
営業時間:駄菓子屋 10:00~19:00
うどん 11:00~18:00
定休日 :日曜日
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