讃岐うどん 麦福 ~どえりゃおとろっしゃ!!と唸った讃岐うどん店~ @ 愛知県名古屋市
2016-03-27
こんなにスッキリとして美味いイリコ出汁のお店が、どちらかと言うと味付けの濃いこの地方でOPENされた事に、思わず名古屋弁&讃岐弁の入り混じった感嘆の声をあげてしまいました
「讃岐うどん 麦福」

今や名古屋のうどん帝国を象徴する今池界隈に誕生した、サラブレットの様なお店
大将は、あの有名店「一福」さんで修行をされた、筋金入りのうどん職人さんです
とにかく感嘆したのが、この黄金色の素晴しいお出汁
よく冷やされたイリコのお出汁は、唇に触れた瞬間その香りが鼻腔ふわっと漂い、口に含むだけで旨味が充満する、とにかくキレのある一杯

嚥下する時の快感といったら、もう表現のし様が有りません
そして、うどんはキレキレ!!
一福さん流のやや細身のうどんは、見た目以上にしっかりとしたうどんで、これまた背筋がピン!と伸び上がりそうなしっかりとした麺
あまりにもの美味しさに、思わず一瞬で食べ終えてしまいました
「食べっぷりが気持ちよかったです」と、大将の羽田さんにお褒めの言葉を頂きました
なんか嬉しいな




降り注ぐ春の日差しが、大きなガラス越しに店内を包み、お客さんの表情まで一層豊に見えてきます



とても雰囲気の良いうどん店
まさに「一杯献心」の心が伝わってきました
「讃岐うどん 麦福」
愛知県名古屋市千種区内山3-11-19
TEL
営業時間:11:00~15:00
定休日 :日曜日
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中華亭 峠店 ~ 峠にある美しきクラシック中華そば~ @ 岐阜県土岐市
2016-03-26
まさに、鄙びた苫やに千金の馬を繋いだかのような侘び寂びの世界・・・土岐市から多治見へと向かう峠の一本道に、この中華そばのお店は有ります

今から10年程前、このお店の前を通って慌てて車を引き返し、飛び込んだ記憶が昨日の事の様に甦ってきました
その時と、いささかもお店の空気は変わっておりません


現代版、峠のお茶屋と言っても良いでしょう
所謂「中華そば」を味わってみてください

多治見でよく味わう事の出来る甘味のあるスープ
鶏ベースに醤油の返しを使った、見た目よりはるかにアッサリとしたスープ
そして、これまたかの界隈を象徴するかの様なわずかに平打ちの麺

まるであの時の感動がそのまま甦ってくる、時が止まった中華そば
これ!これですよ、美味いのは


多くの常連さん達に混じって、カウンターで丼を両手で受けながら、スープの最後の一滴まで飲み干しました
自分が昭和生まれであった事に、あらためて感謝してしまいそうな、そんな佇まいのお店でした
お店に入る前、この看板が目印です


「中華亭 峠店」
岐阜県土岐市土岐津町土岐口1363
TEL 0572-55-1957
営業時間:11:30~19:00
定休日 :水曜日
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長麺うどん ~名古屋文化継承のピチピチみそころうどん~ @ 岐阜県可児市
2016-03-25
これがもうピチピチの麺で・・・しかも、名古屋文化を継承する素晴しいお店に出会う事が出来ました

幾分、温かい日差しを浴びる様になった濃尾平野にある可児市
こんな柔らかいところに、こんな素晴しいうどん店があるんですね
「長麺うどん」



元は「長命うどん」さんだった様なのですが、2014年に現在のスタイルでお店を始められた、可児市では大変貴重な自家製麺のお店です
頂いたのは・・・
噂を聞きつけて、ここまで私の足を運ばすほど心を動かされた「みそころ 小」

長麺うどんさんの「みそころ」は、ビジュアルが違います
私が知る上では、味噌がお出汁に溶かれた「みそころ」は、以前にも頂いた事が有りますが、こんな風にとっぷりと味噌が、まるでカレーのルーの様に使われているのは初めてです
しかも、何故かこの風貌の方が落ち着いて見えるのは、何故なんでしょう

この一品は、見た目だけの物では決して有りません
まず、この味噌がピーナッツをあしらったもので、甘味がある上にコクがあって、そのままでも頂けそうなお味噌です
また、このうどんが素晴しい!
瑞々しい上に、弾力がしっかりとあり、店名の如く「一体どれ程持ち上げられるの?」と感嘆してしまう程の長さ
このうどんは、通常の「ころ」で頂いても、美味しいでしょうね


よくよく混ぜて頂きましたが、ズ~ズ~とあっという間に食べ終えてしまいました
ちょっと味噌が飛び跳ねるのに注意が必要かな





お店の方も、とても親切で地元の方々が談笑しながらうどんを頂く風景は、本当に落ち着きますね
のどかな風景に囲まれた、素晴しいお店でした
また行きたいなあ
「長麺うどん」
岐阜県可児市羽崎1441-4
TEL
営業時間:10:30~14:30 17:30~20:30
定休日 :月曜日
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鴨門(かもん) ~名古屋に突如現れた超新星(スーパーノヴァ)~ @ 愛知県名古屋市
2016-03-21
お店を紹介する前に・・・
若き大将の松村君、もしこのブログに対する「いいね」のカウント数が少なかったら場合、それは君の実力やからね

そう言う事で名古屋のうどんファンの皆さん、せいぜい若き彼をバックアップしてあげて下さい
よも「3万いいね」を切る事はないでしょう
今や名古屋の超有名うどん店「太門」さんのお店の場所に、昼営業される新店が登場するとの噂を耳にしたのが、ほんのちょっと前
あの有名店の軒を借りてお店を出すのだから、さも実力とセンスを兼ね備えたうどんが登場するものと期待を込めて新幹線に乗り込んだのですが、よくよく考えれば、19日OPENという情報だけで、太門さんは日曜日が休みだし、何時に営業開始との確認もしないまま名古屋に向かったので、こんなリスクの高いお店の訪問の仕方をしたのは初めての様な気がします
でも、お店の場所は覚えているもんなんですね
太門さんが開業された直後に一度伺ったのみなんですが、JR千種の駅を降りてから、一発でお店の前まで辿り着きました

すると、これまた待ってくれていたかの様に、若き彼らを心配して寝る時間を惜しんでまでお店に到着した「旧イケメンうどん騎士」、今では「名古屋うどん界の重鎮」となった衣笠さんにバッタリと出くわし、新麺会以来の旧交を温める事が出来ました
お店は、麺は愛知県産の地粉「きぬあかり」を全粒粉で打ち、そして、お店の代名詞とも言える鴨は、豊橋市の高級食品「あいち鴨」を使った、うどん店にして鴨の専門店と言った新しいスタイルのお店


うどんの成長が著しい関西ででも、このスタイルは無い、まったく新進気鋭のお店です
メニューに敢えて「うどん」を名乗らないのは、それこそお店の深謀遠慮


多くの麺ファンに、先入観からではなく、この一品を食べて頂きたいとの思いの表れです
そうそう、このお店の素晴しさを紹介するにあたって、くどくどとした文言は最早省いた方が良く伝わるでしょう
まず、お店スタンダードメニューとなる「鴨白湯つけ麺」
麺は少なめで頂きました
※麺の量は全て、衣笠さん、若き大将の松村さん、スタッフさんのお心遣いで、かなり少なめにして頂いております。通常は350~400g有ります

ひと口頂くと、思わず感嘆の声が漏れてしまいました
鼻に抜ける「鴨」の風味と旨味が心を豊にし、その旨味が身体に沁み込んで来るかのようです

エッジのキリッ!と立った麺の強面さもさる事ながら、この麺を上手に包み込む鴨白湯の美味しさはどうでしょう
まったく強く押してくるのではなく、さり気ない感覚で、こんな感じでうどんを頂くのは初めてです
このつけ出汁で日本酒が2~3合呑めそうな、そんなつけ出汁
やるなあ~


シャクシャクの歯応えの薬味との相性も抜群です
肉味噌を溶きながら頂くと、また違った味が楽しめる二重構造となっているもの素晴しい
そして、もう一品頂いた「鴨糧まぜそば」

「まぜそば」は一度だけ、有名ラーメン店で頂いた事が有りますが、妙に油っぽいだけで私には重く、麺もゴムみたいだった上に、口の周りが大変な事になって、少し敬遠気味になっていたのですが、この「まぜ」はまったく違います


柔らかい美味しさに包まれた剛麺が、しっかりとその存在を主張し、そして敢えて「糧」と名乗った生きる活力の源となる具材達が、柔らかく上手にマッチングしてうどんをサポートしております
これ「とろろ」を使ったのは大正解ですね
少しニンニクを入れて頂いたので、風味までもが素晴しく良く、本当に活力ともなるうどんです
「鴨辛まぜそば 大」

こちらは、隣に座った太門さんの常連さんだと言う、インテリっぽい方の一杯を撮影させて頂きました
丼に燦然と輝く「太門」の文字が眩しいですね

最後に、最初に頂いた「鴨白湯」のスープを漉して頂き、うどんは肉のそぼろに鴨油をあしらったつけ麺で頂きます

あらためてこのうどんの素晴しさを体感できます
コース料理の様な締めの一杯は、これまでのうどんへの見方を洗い流す程の新鮮なメニュー

これはまた、素晴しいお店が登場しましたね
関西も、うかうかしておられません

お店は噂を聞きつけた常連さん達、うどんファンの皆さんが次々に訪れております
愛知のうどんファンの皆さんも沢山いらっしゃるんですね
本当に楽しい、そして至福のひと時を有難うございました
「鴨門(かもん)」
愛知県名古屋市千種区今池5-9-18
TEL 052-753-9338
営業時間:12:00~13:00(L.O.13:20)
定休日 :木曜日、金曜日
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千里庵 ~あなたならどうする?~ @ 大阪府吹田市
2016-03-20
長年うどん店を中心に飲食店を訪問させて頂いておりますが、こんな価格設定は、他店ではついぞ記憶に残っては降りませんあなたならどうする?


瓶ビールの中瓶と大瓶とが同じ価格やなんて

私?、もちろん大瓶を選びましたが、高級な脳の持ち主なので、これはイソップ童話か何の仕掛けなのか、秒速2万回転の勢いでつい様々な因果関係を探ってしまいましたが

和風チャンポンも大人気で美味しいですが、この界隈で気軽に「出石そば」が頂けるのは嬉しいですね
このセットで¥670-



大瓶片手に、ゆっくりと休日の蕎麦を楽しみました
追加で5枚は楽に行けますね
平日のランチもお得ですよ



「千里庵」
大阪府豊中市千里東町1-3 せんちゅうパル3F
TEL 06-6871-7688
営業時間:月~金 11:00~16:00 17:00~22:00
土日祝 11:00~19:00
定休日 :不定休(せんちゅうパルの休業に準ずる)
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若竹食堂 ~黄金に輝く日本最高峰の食堂系中華そば~ @ 福井県越前市
2016-03-19
北陸の雄が再びです

越前市と言えば、関西在住の私にはまだ少し余所余所しい感じがしますが、記憶の中では今でも変わらず「武生市の中華そば」です
記憶の中に留めている「日本食堂系中華そばMAP」の内、現在記されている王道のTOPに現れるのが、まず四国は久万高原にある「真木食堂」の中華そば(※少し地元贔屓が入っております)
更に、関西では「泉屋」、「加賀屋(閉店)」、「品川亭(閉店)」、「篠田屋」、「日本一食堂」他、まだまだ多くの名店があります
また、宮城県の「いろは食堂」のそれも、忘れられない一杯です
こと、日本海を目の当たりに出来る沿線を見たとき、まさにその道の大家と言えば、間違いなくここ「若竹食堂」さんでしょう
JR武生駅から、市内の美しい街並みを抜けると、周りの風景に馴染むようにお店は有ります
ここ最近、マスコミ等に取り上げられ、その人気が高まっている様ですので、お店は若干目に付く風貌になりつつありますが、そこに訪れる所謂近所の方々や、お店の皆さんの食堂らしい慎ましさは失っておりません



なんといっても、若竹食堂の中華そばを語るのに、まず言葉は要りません
この黄金色に煌く美しさよ

出合った瞬間の輝きを受け止める感動では、食堂系の一品の中では随一です
しかし、これが見た目だけの感動では治まりません
麺とスープ、それに具材それぞれのバランスが、驚くほど調和が取れており、容だけ真似た派手なラーメン屋さんなんか、裸足で逃げ出してしまいそうな美味しさです





今でもそうなのでしょうか「鶏:7、豚:3」+αで丁寧に抽出するスープ
見た目以上のコクのある味わいに、思わず頭を垂れてしまいそう
スープを啜る時、嚥下する喉が、そこを通る度に喜びの音を上げています
もうたまりませんね



わざわざ、武生の駅で途中下車してまでも食べたい至高の食堂系中華そば
武生の町には、まだまだ秘密が隠されていそうです

「若竹食堂」
福井県越前市深草2-2-11
TEL 0778-22-2543
営業時間:平日:11:00~18:00
日祝:11:00~16:00
定休日 :木曜日
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手打ちうどん はりや ~私が”詫間の雀”を名乗ったルーツのお店~ @ 香川県高松市
2016-03-13
話せば長いことながら、余計な与太話を省くとほぼ1分以内で語れる思い出あの頃、私も若かった
確か、「はりや」の大将とは同じ齢やったと思います

この日、それこそほぼ10年振りにお店に伺いましたが、お店は相変わらずの人気ぶり
OPENの15分前に訪れたのですが、既にお店前には長蛇の列
更に、車が続々と到着し、30台近くは停められる駐車場も、あっという間に満車となり、その後に続く訪問者さんは、まず、車を停めるスペースの空き待ちをしなければならない程の人気です


はりやさんのその人気振りが伺えるのが、県外ナンバーの車だけではなく、ほぼ半分が香川ナンバーの車であった事
つまり、地元の方(特に年配)の支持を、しっかりと取り付けている事
大将をはじめ、お店の皆さんがとても柔らかい雰囲気で、特に大将がお客さんを良い意味でいじりながら応対してくれるのは、遠方から来たお客さんにはたまらない事でしょうね
そうそう、天ぷらを揚げているお姉さんが、今も変わらず名人芸を見せてくれている事に、もうひとつの感激を頂きました
頂くまでに約1時間、迷うことなく待望の「いか天ざる」を頂きました

まず、並んだ甲斐が報われるかのような、この肝を奪われるボリューム
そして、うどんの瑞々しさ

久方ぶりに頂いて、その変わらない美味しさに感激ひと塩です
この日、お客さんのほぼ9割が「ざる系」を注文しておりました
はりやさんのうどんの特徴は、なんと言ってもこのうどんの滑らかさ
少し柔らかさを感じるこの弾力感の絶妙さが特徴です
見ていると、大将がうどんを盛り付ける時、さっとしか水気を払わずに器に持っているのが、ひとつの特徴なんでしょう
このうどんは、頂いた瞬間も美味しいですが、食べている内に上手に表面の水気が奪われ、少し乾いてきた時に最高潮を迎えるうどんです
そして、この甘味のあるこのつけ出汁


この弾力感のあるうどんとのマッチングに辿り着いた大将の感覚に脱帽です
これが、通常のお店で頂く少し辛目のつけ出汁とでは、この関係は成り立ちません
嬉しいことに、細葱薬味との相性がこれまた良く、これが太で薄くスライスされた葱とでは、この美味しさは引き立たないと思います
頂く瞬間は基より、少し時間が経っても、うどんとこのつけ出汁との相性は、多くの人を虜にする絶妙の関係だと感じました
そして、もうひとつの大きな特徴がこの天ぷら
衣をカリッカリッに揚げるのではなく、どちらかと言うとしっとり目に揚げており、つけ出汁を良く吸うんです
多分、油は関西系のあっさり目のを使われているので、衣が味を主張するのではなく、つけ出汁に身を任せる感じ
関西では、どちらかと言うとしっかりと揚げるゲソ天に良く出会いますが、なかなか頂くことの出来ない柔らかいゲソの香りと相俟って、お箸の進む事進む事
ほふほふさながら、いくらでも食べられるこの食べやすさも人気の理由なんでしょう
今、思い出してその味が甦ってくる、美味しい一品でした
相変わらず、素晴しい一品でした
お店を出ても、相変わらずに人気ぶり
「唐庵」さんや「与喜饂飩」さんの話で、ひと塩盛り上がりお店を後にしました
そうそう、こいなんにも出会いましたよ


「手打ちうどん はりや」
香川県高松市郷東町587-174
TEL 087-882-3301
営業時間:11:00~麺切れ終了
定休日 :日曜、祝日
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さぬきうどん 山水 ~兵庫の山間部で今も輝きを放つ老舗さぬきうどん店~ @ 兵庫県宍粟市
2016-03-11
約10年ぶりの訪問でしょうか
当時訪れた時、私自身がまだピカピカの管理職成り立ての状況で、えらい恥ずかしい記事を書いた記憶があります
また、「第2回 関西讃岐うどん巡礼~ SUPER HARD偏」にも選出されたお店
もう、関西でも老舗のお店と言っても過言ではありません
その分、この山崎から鳥取に抜ける「若桜街道」で頑張っておられる事に、感謝の気持ちを送らせて頂きます


これまで、様々なうどん店の興亡を目の当たりにして参りましたが、なんと素晴しいお店なんでしょう
10年前に訪問した時より、店舗の規模も雰囲気も、更にはうどんの滑らかさもパワーアップされております
と言うか、脱帽の思い出うどんを頂きました
お店のスタイルとして、古の部分と新の部分とが面白い具合にマッチングされております
頂いた「ざるうどん+巻き寿司(4巻)」
ざるが¥520、巻きが¥230

まず、ざるです
うどんの純白さと、濡れ濡れとした瑞々しいうどんをご覧下さい

喉を通って吸い込まれるかの様な滑らかなうどんは、地域に根ざした、それでいて自家製麺の素晴しさを遺憾なく発揮した素晴しいうどん
昭和の沿線を縁取るかのような、舟盛りスタイルの器も、もう秀樹感激!の世界です

なんとて、長年に渡ってこの「讃岐」とは程遠い地域で人気を博す事は、並大抵のご苦労ではないはずです
様々な目標と見本となる、素晴しいお店です
そして・・・、この巻き寿司よ
巻いた海苔のパリパリ感と香ばしさが、「今、巻きました」と言うお店の自信を物語っております


この巻き寿司は「うどん専門店」としては、特筆ものですね
近隣のお店では頂いたことの無い、目を見張る美味しさでした
もうひとつ付け加えると、薬味の鮮度が素晴しい
薬味を疎かにするお店は、ちょっと頂けませんものね
長年培われてきたお店のメニューです








こんなスタイルで地元の皆さんの支持を受けるお店って、やっぱり素敵ですよね
店内は、かなりの広さで、多くの皆さんを受け入れる準備は万全です
そう言えば、常連さんが多かったですね
「さぬきうどん 山水」
兵庫県宍粟市波賀町日見谷12-1
TEL 0790-75-3588
営業時間:11:00~14:00 17:00~20:30
定休日 :火曜日夜営業、水曜日
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うどんとお酒 花鳥風月庵 ~うどんお酒が楽しめる新店情報~ @ 大阪市西区
2016-03-07
新店情報です西区は立売堀、あみだ筋沿いに新しいうどん店がOPENしました



お店は、関西に於いて多くのうどんの巨匠を輩出してきた名門中の名門「やしまグループ」出身の木本さんが大将を務めております
店名の「花鳥風月」から感じるように和のテイストを保ちながら、それでいて、そんなに堅苦しくないリラックスできる雰囲気が醸し出されており、昼も夜も楽しめそうなお店



「鳥天ぶっかけ定食」



うどんの素晴しさは言うに及ばず、グループに於ける諸先輩方の背中を十分に見つめてこられた影が感じられます
モチモチ感のあるやや太めのうどんを、心から堪能させて頂きました
メニューです









これは、本当に夜も楽しみですね
最近、夜出かけるのが多少億劫になってきた私のお尻を、軽々と持ち上げてくれそうです
地下鉄の駅も「阿波座」「西長堀」と近くにあるので、アクセスも便利
大将、それから本日初めてご挨拶させて頂きました美しい奥様
是非是非頑張って下さいね




「うどんとお酒 花鳥風月庵」
大阪市西区立売堀3-5-21
TEL 06-6543-5022
営業時間:11:00~15:00 17:00~23:00
定休日 :日曜日
※営業時間、定休日については暫定のものです。近日中に変更となる事も有ります。
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大喜多うどん ~郷のエキスを身体に沁み込ませるうどん~ @ 香川県観音寺市
2016-03-06
10年前に納めた某装置のメンテ&リニューアルの件で観音寺へ
岡山からのアクセスの悪さで、特急に乗らずに予讃線をコトコトと普通列車で向かっていた時の事
詫間を出て、何気なく
「次は高瀬大坊やな」
と思っていたところ、車内のアナウンスで
「次は~三野~三野~」
と言われて、思わず「えっ!!」っとなり、一瞬「汽車乗り間違えたんか?」と思う程、記憶が止まっておりました
「大喜多うどん」

仕事に挑む前に、朝飯も食ってなかったので(意図的)、車を曲げて寄って頂きました
今でこそ讃岐うどんのお店は「セルフ」や「製麺所系」が取り上げられておりますが、私にとっては、大喜多さんの様なお店こそ、これぞ讃岐うどんの原風景


子どもの頃はブームも無かったし、今でも地元県民の方は、生活範囲のねきにあるお店を、うどんと意識せず、ただただ重宝がって食べに行きますからね
まず、お店に入って鼻腔に飛び込んでくる柔らかいイリコ出汁の香り
身体がクラクラとしてきます
カウンター内の厨房では、美しいお姉さんがうどんをせっせと麺棒で伸ばしております
もうひとりのお姉さんに案内されて席に着くと、目の前に飛び込んできた「いなり寿司」「巻き寿司」達が「おいでおいで」している陳列


最早、人として抗いがたいですね
うどんは「素」です

奇も衒いもありません
地元エキスに枯渇した、体内の細胞の隅々まで沁み込む、舌も焼けそうな熱々のお出汁がたまりません
観音寺の出汁です

うどんは、加水を抑えた昔ながらのしっかりとしたそれ
エッジの効いたググッとくるうどんです

そうそう、昔お店で食べたうどんは、こいなんやった
中学の頃、琴弾公園で駅伝の試合があった時、「成績が良かったら帰りにうどん食べさせてやる」との先生のひと言に、選手一同異常に発奮し、帰りにここ大喜多さんでうどんを食べた記憶が、改めて甦ってきました
いなり寿司(きつね寿司とも言う)とお出汁の調和は、見事のひと言


揚げも寿司飯も、きつくない味付けで、その代わり都会のお店のように、ご飯がホロホロと揚げに包まれているのではなく、ギッシリと詰まった讃岐のスタイルです
軽トラでやって来たおっちゃんが、店に入るなり「釜揚げ 大」って言いながら、慣れた手つきで寿司を片手に席に着く
お姉さんが、さっと漬け物を出してくれる
後ろの小上がりのテーブルでは、まだ小学校には行ってないであろう僕ちゃん2人の親子連れが、朝からうどんを楽しむ
小さい身体に丼をひとつあてがってもらって、顔を埋める様にうどんを食べている姿は、うどん県民のDNAを感じずにはいられません

この空気、やっぱり大好きです
「大喜多うどん」
香川県観音寺市池之尻町718
TEL 0875-27-6411
営業時間:9:30~14:30
定休日 :日曜日
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三喜食堂 ~おばちゃんの優しさに触れた尼崎の沖縄そば~ @ 兵庫県尼崎市
2016-03-05
これがブログを書ける喜びなんでしょうか
様々な要因が絡まって、文章を書く気力が起きない程の日々
ライフワークとも言うべき麺ライフを、取り上げられたような時間でしたが、本当に久しぶりに訪問したお店で、その気力を取り戻すキッカケとなりました

尼崎にある三喜食堂

どの道が目的地に一番早く到着できるのかを、根を詰めて走行中に、本当に偶然の様にお店の前を通りかかりました
そして、暖かくなってきた春風にはためく紺の暖簾を目にした時、一瞬込めた気合にぽっかりと風穴が開いたような気分になりました
本当は「沖縄そば」を定食に模した一品は無いのですが、笑顔のおばちゃんにリクエストすると「おかず一品にご飯」をつけたこんな風なセットにしてくれました

大好きな「沖縄そば」を、こんな風なセットにしたお店は、けっこう珍しいでしょう
おでんの「ひら天」は、おばちゃんからのサービス


食後にはコーヒーまで付く念の入れようです
柔らかい鰹出汁のお出汁に、しっかりとしたコシの麺
島唐辛子を効かすと、もう其処は白い砂浜とマリンブルーの海が、広々と横たわっているかのようです


なんか、肩の重さが少し抜けたような、そんな気分に浸れた定食とおばちゃんの笑顔でした


「三喜食堂」
兵庫県尼崎市高田町2-31
TEL 06-6497-2633
営業時間:よ~わからんですが夜もやっているそうです。
定休日 :不明
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