うどん亭 瀬戸香 ~平成29年3月11日をもって閉店です~ @ 大阪市阿倍野区
2017-01-29
悲しく寂しいお話です大阪の名店が、またひとつその偉大な歴史に幕を降ろされ様としております

今から10年ほど前、当時これまでやや地味で女性客の少なかった関西UDON界に、新しいひとつの風が巻き起こりました
お店の大将はなんと、元アパレル関係のお仕事をされおられたそうで、その業界から離れて、まったく違ううどんの世界へ足を踏み入れられ、関西に於ける、いえうどん界に於けるひとつのスタイルを確立されようと、果敢にチャレンジされます
それは、うどんにビジュアルを求めると言う事
今でこそ、様々な趣向を凝らした、ある意味うどん屋さん離れをしたお店をよく見かける様になりましたが、あの頃、よく言えばうどん屋さんらしいお店が多かったこの世界に、質も兼ね備えながら目でも楽しめ、更にゆったりと寛げる空間を提供されるお店は、そうそうお目にかかれるものではありませんでした

素揚げのバナナや茄子、プチトマトなどがトッピングされた「七彩カレーうどん」は、味も見た目も、そしてうどんを離れた感覚も楽しめる一品
スパイシーなスープカレー風に仕立てられたのも、まさに大将ならではの手腕ですね
この日、飛ぶようにオーダーが入っていた「野菜天」のうどんなども、もう、見た目だけで圧倒されそうで、その分、瀬戸香さんの特徴である、やや細めの清流の様な洗練されたうどんが、静と動、阿と吽、柔と剛とを見事に演出され、そんな風に感じると気品さえも感じる、心から楽しめるうどんとなっております


柔らかい日差しが降り注ぐ、明るく清潔な店内で、堪能させて頂きました




昨年手術をされた腕の関係で、大変残念ながら引退を余儀無くされてしまいましたが、この瀬戸香さんの流れは、うどん界に於いて間違い無く脈々と受け継がれております
そうそう、大将の山下さんには、「関西極楽さぬきうどん」の製作にも大変お世話になりました



あと1ヶ月と少し、どうぞ変わらぬ素晴しいうどんをお願い致します
本当に有難うございました
「うどん亭 瀬戸香」
大阪市阿倍野区阪南町1-28-7
TEL 06-6628-1184
営業時間:11:30~14:00(L.O.)
17:30~20:30(L.O.20:00)
定休日 :月曜日
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本場手打ちうどん とら丸 ~関西の夜 うどん屋さんのおでんを食べよう!!~ @ 大阪府摂津市
2017-01-28
よくよく考えれば、毎日毎日丁寧に出汁を取るうどん屋さんのおでんが、美味しくない筈はありません
JR千里丘、そこから西に歩いて僅かの所に「とら丸」さんは有りますが、夜お店がOPENされると、そこここから地元ファンが集い、大変賑わう手打ちうどん&おでんのお店
これまで数回訪問させて頂いてはおりますが、毎回、多くのお客さんの為、お店に入るのに少し待ちが出る程の人気振りです
某N社のOさん、たまには一緒に行きましょうや
とら丸さんと言えば、この関西風のお出汁の味がよくよくしゅんだ人気のおでん
カウンター越しに食欲をそそる香りの良い湯気が漂い、大きな大きなおでん鍋には、筍、巾着、すじ、蒟蒻、ウィンナー、玉子、しらたき、ジャガイモ、厚揚げ、豆腐、ちくわ、そして、皆さん大好きな味をその身の奥の奥まで含んだホクホクの柔らか大根
それらが、私達のオーダーを待ち構えるかの様に、勢ぞろいしております
一番人気なのがこの筍

気軽に「筍と玉子」ってお願いしたのですが、これ程の物が運ばれてくるとは正直驚き
これが、と~ても柔らかくてほんの少しだけエグみがあって、しかも食べ応えがあって、もう申し分なし
お客さんの歓談の声とも合わさって、非常に愉快なひと時を過ごす事が出来ます
この寒い身が縮むような夜、体の心から温まるような最高のアテです
締めに「ざる」をオーダー



やや細身の自家製麺は、夜でも安心して頂けるようとても滑らかなうどん
喉をするすると滑るように、あっと言う間に頂きました



「本場手打ちうどん とら丸」
大阪府摂津市千里丘1-10-4
TEL
営業時間:19:00~25:00
定休日 :日曜日
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大喜多うどん店 ~昭和の讃岐スタイルを伝える古の大衆讃岐うどん店~ @ 香川県
2017-01-27
「大喜多さんの冷やしうどん」
このキュとしたうどん
遥か昔、青春の頃の私の心に残る甘くて酸っぱいメモリーがここに有ります
もう、昭和50年代頃の、部活に頑張ってたとか、誰かがあの子を好きになったとか、あいつとあいつが付き合っているとか、あの子に手紙を渡すのに便箋の折り方はどれがラッキーなのかとか、同じ学年のあいつがやけに気に入らんから放課後校舎の裏に呼び出そうとか、あそこの黄色い自動販売機になんとてな大人の雑誌を売っていたんで夜中に買いに行こうと計画したのとか、中学2年時、女子大卒ホヤホヤで赴任してきた眼鏡の似合う可愛い英語のF先生が、毎回教壇の上で椅子に座って教えてくださるのはイイんですが、スカートにストッキングを纏ったスレンダーな御足を、授業中度々組み返る都度にその奥の白いナニが目に付いて、当時一番最前列で授業を受けていた私は、その2学期の英語の成績が「2」となり、家族中の非難を浴びた割には、本人は何かを期待していたとか
とどのつまりは、三豊総合陸上競技場で、よい成績を残したら、顧問の先生が帰りに一杯ご馳走してくれたお店が「大喜多」さんです
そんな時代のあの讃岐の地のうどんを、今も1mmも変わらず残して下さっているお店です

特に、冷やしうどんの肌合いも凛々し小麦色のお肌
最近のお店には無い、この武骨感
本当の冷やしは、こうでなかったらいかんので

この食感、この重量感
紛れも無く、古の讃岐うどん店の冷やしです
もっと言えば、冷やしのうどんの教科書の様な、讃岐のうどんです
この日、昼遅くに足を運んだ為、残念ながらもうひとつの目当ての「いなり」が売り切れだった事が、唯一の心残りかな




そうそう、讃岐においでの方は大喜多さんの剛麺を観音寺独特のいりこ出汁で頂いてご覧下さい

きっと西讃の讃岐うどんの趣が味わって頂けると思います
ある意味濃ゆいですよ~
「大喜多うどん店」
香川県観音寺市池之尻町718
TEL 0875-27-6411
営業時間:9:30~14:30
定休日 :日曜日
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麺処 綿谷 ~ビジアル・ボリューム・美味しさを兼ね備えた丸亀市民の胃袋うどん~ @ 香川県丸亀市
2017-01-25
地元セルフうどんの、見本中のみほんの様なお店です
他府県から讃岐のお店に、期待を膨らませて足を運ぶ方々は、様々な情報を通して耳にする人気のうどん店や製麺所
一杯を頂くまでの段取りが凝ったお店、探しにくいお店、つまりは、普段自分が過ごす日常と違ったお店に大きな価値観を見出す事になるのですが、地元の方は、どんな風にその姿をご覧になっておられるのでしょうか
「麺処 綿谷」さんの場合
朝から、車が続々と集まってきます
開店前にも係わらず、住宅街にあるお店とはいえ、敷地周辺に多くの駐車場を用意したお店には、とにかく香川ナンバーの車が集まってきます
その人々は、幼稚園・小学生の子どもを乗せた、若い世代のワンBOX
あ~、そこにじ~ちゃん、ば~ちゃんも乗ってる家族も有りますね
年配のご夫婦二人が、お店の方々と冗談を飛ばしながら、お店に入ってきました
あらら、これから工事現場に向かうのかな、作業着に大きな財布を鎖で繋いだ皆さんも、入ってきました
親方らしい貫禄の方が、皆さんの分を纏めて払っております
この後、港の玉積神社で再開した、おば車を押したおばあちゃんなんて、うどんを食べながらちょっと「若いね」と言っただけなのに、ばあちゃんの方から、また私に挨拶してきて下さり、一緒に参拝させて頂くなんて、ほんまに恐縮の限りです
さて、この地元の仕様の滑らかなうどんは如何でしょうか
素晴しい「肉ぶっかけ 小」です

これで小です(たぶん、300g以上ありますよね)
傍らに「ちらし寿司」があったので、OPEN直後の8時半とは言え、無意識に手にしておりました

さて、このビジュアル
企業化されたセルフのお店ではまず見られない、讃岐ならではの心意気が見られますよね

うわ、この滑らかさしっかりさはどうでしょう


その極わめた喉越しを楽しみ、麺の程よい歯応えも楽しめるのだから、そら、朝からこんなうどんが、ちょっと車を走らせれば頂けるんなら、そうするでしょう
しかも、このボリューム、このトッピングの品揃え、そして、この気軽さ
私の知りうる限り、地元仕様の大衆セルフで、早朝からこんなに周辺の皆さんから支持され雰囲気のよいているお店は、そうそう有りませんよね
「麺処 綿谷」
香川県丸亀市北平山町2-6-18
TEL 0877-21-1955
営業時間:8:30~14:30(L.O.14:15)
定休日 :日曜日
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中華そば 末広 ~腸に染み渡る徳島のスープ、これぞ徳ラーの真髄~ @ 徳島県
2017-01-23
さて、私に「中華そば」の記事をリクエストした、某N社のKさん心して、この記事を読んでね
あ、それと、腸と書いて「はらわた」と読みますので、そこんとこヨロシク
いやいや、それ位その旨味が身体に、臓腑のそこここに染み渡って来る様な、エキスと言う名に相応しい素晴しい徳島のソレでした

まず、なんとて嬉しいのが、お店の扉を開けた瞬間、香り立つ徳ラーのスープの香り
かつて足繁く通った、あの頃の徳島の香りがいっぺんに脳裏に甦って来ます
細かいところで言えば、一昨年、仕事とは言え我が社の社長を含め、会社の皆さんと、淡路島の南端の「道の駅うずしお」にきた際、
「京都のラーメン好きの人間が、ここまで来て鳴門大橋を渡って徳ラーを食べずに帰るのは、この果て一生後悔する事になりますよ」
と、社長に面を犯して諌言したにも係わらず、一瞥にもしてもらえなかった悔しさが、この瞬間に溜飲を下げる結果となりました

店内の空気を頂いたとたん、白いご飯をお願いせずに居られませんでした
鶏ガラ醤油ベースのスープで頂くのも美味しいのですが、この一見濃厚に見えながらも、実はそれほどでもない甘味のある味わいは、ひとつの中華そばの原点に触れ合える、そんな一杯です


私の直前に、ひとりでお店に来たおば車をヨチヨチと押したバアチャンが、一杯¥470の中華そばを、まるで伏し拝むかのように麺をスープを啜り、使い古した巾着からお金を払い、それこそ満足した表情でお店を後にした姿に、こちらのお店の深さの一端を覗いたかのような気がします
いえ、実感しました



とにかく、美味かったです
N社さん、是非、徳島まで足を運んでみて下さっては

「中華そば 末広」
徳島県徳島市南末広町1-6
TEL 088-652-9707
営業時間:11:00~15:30(麺切れ終了)
定休日 :日曜日、祝日
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井筒屋 ~JR米原駅5・6番線ホームの奇跡~ @ 滋賀県
2017-01-22
とにかく私にとって、ある意味大きなハードルのお店でした通る度に食べたい、いつか寄りたい
でも、これから東に向かう事情を考えると、ここでワンクッションは置けない

ましてや、青春18切符の季節ともなれば、この駅から東に向かう乗り換えのお客さん達で、ホームはもう芋の子を洗う様な状態になります
ある意味、季節の風物詩の様な光景
だって、JR西日本の新快速12両編成が、大量のお客さんを搭載してここ米原駅に到着した状況で、更に東へ向かおうとする多くのお客さん達が、JR西日本と東海が示しを合わせて封殺しているとしか考えられない、米原~大垣間のわずか4両編成の電車に殺到するのですから、その混雑ぶり必死ぶりは、まさに殺気だった状況となります(JR西日本が封殺している姫路~岡山間と一緒やね

さながら、かつての宇高連絡船が宇野港に接岸する15分前からの状況とまったく一緒
そのうち、怪我人が出るよ、まったく!!
そんな、状況下も相俟って、ここ米原駅の井筒屋さんの立ち食いには、いつも心を寄せつつも、東へと急く心情からこれまで一度もお世話になることがありませんでした
ホームの立ち食い・・・
どうですか



身も心も凍りつくかのようなこの季節
寒風に晒されながら、出汁の香りが鼻腔を擽る芯から温もる様な一杯を頂いた瞬間
なんとて、今時のホームの立ち食いの様に、頂くスペースが建屋内に囲われてぬくぬくと食べる平成の様な感じではなく、あくまで懐かしき昭和の国鉄を意識した、寒風に晒され流れもホームに毅然と立って熱々のうどん・そばを頂くこの風情
かつて、我が身をすり減らしながらも働きに働き続け、この国を豊にして下さった先人達の心意気が伝わってくるかのようです
関西では、本当に貴重な存在となりつつあります



熱々のお出汁に、蕩ける海老天
それらを旨味を存分にまとって、頂くうどん・蕎麦
恐らく、時の流れからすると、多分時代に合わなくなっていつかは消えゆくこの風景
JR米原駅。5・6番ホームの軌跡、いえ、奇跡です

「井筒屋 JR米原5・6番ホーム」
滋賀県米原市米原 JR米原駅構内
TEL 0749-52-0006
営業時間:8:30~19:00
定休日 :
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うどん工房 名麺堂 ~艶かな匠の技が織成す名麺堂の珠玉うどん~ @ 徳島県
2017-01-20
がんぼさん程の匠になれば、もうよっけ言葉を連ねるのが、なにやら失礼に思われてくるのは、私も少しは成長した証なんでしょうか
仕事の合間の僅かな時間でしたが、この一杯を頂いた瞬間、これまで徳島に来れなかった長い時間の後悔と渇望が、一瞬の内に喜びと弾みに変わる瞬間でした

とにかく美味い
もう、どっしょうもなく、よいよに美味い
はがげに美味い
ほっこげに美味い
が~いに美味い
なんしょんぞ!言うくらいに美味い

仕事とは言え、徳島まで来ななならん仕事
とは言え、流石に名麺堂さん
まるで、茶の名人が、釜の滾る音や松籟のささやかな木霊に感じる様に
「花をのみ待つらむ人に山里の 雪間の草の春を見せばや」
なんとて、ただ単に美味しいだけなのではなく、そんな雰囲気に誘われる、徳島の名店中の名店でした

「うどん工房 名麺堂」
徳島県徳島市中常三島1-16-3
TEL 088-602-0577
営業時間:11:00~20:00
定休日 :無
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うどん専門店 大和 ~これぞ浪花の心意気!!名物「大ボリュームの肉巻き」を召せ~ @ 大阪市浪速区
2017-01-17
しばらくお店に伺わない間に、こちらのお店にもアジアからのお客さんが結構足を寄せるようになっていたんですねこの日、本来5時に開くお店が、たまたま6時OPENとなった為、列に並びながら時折行列を離れて時間を潰している内に、あらま、そちらから来られた観光客の皆さんが、結構並ぶ状況になってしまいました
大和さんの早朝の行列は、相も変わらずですね





さてさてこの日
ポンポンの調子も良く、近々に臨時収入もあっる予定だった為(宝くじとか公営ギャンブルでの類ではなく)、久方の「肉巻き」にバ~~~ンと、張り込んでみようじゃありませんか
いえ、こんな時でないと、お陽さんも昇らないこの時刻から、野ぐっさんに二人以上登場していただく支払いの朝食なんて、まず日常では考えられませんもんね



この日は、外で並んでいる時に、オーダーを取ってくれましたので、席につくやいなや(そばから/と同時に/とたん(に)/(か)と思うと・・・)、まず先付けの「うどん 小」が出てまいりました
それが視野に入って、0.21秒後に後悔へと変わりました
えええ~、これが「小」





「小」とは何かという、それぞれの感覚に頼った曖昧な議論に、見事にひとつの答えを投げかける訳しりの「小」
しかも、美味しいお出汁に「とろろ」まで添えられているのだから、もうたまんない
そして、圧巻の肉巻き
まるで、すき焼きを連想するかの様な、甘辛いお出汁と鮮やかな卵に包まれたこの一品


ビジュアルはおろか、その圧倒的な存在感に、もうこれだけで私なんぞは、満腹になってしまいそう


うどんは、以前と変わっておられます
どちらかと言うと、しっかりとした歯応えのあるタイプになっております
私は、以前の透明感のある滑らかなうどんも好きだったのですが、これはこれで、シャキ!とする市場ならではの活きの良さが感じられますね
そうそう、この甘辛い和牛の美味さは、あつあつの白ご飯にRIDE ONして頂いたら、更に値打ちが上がります
このハーモニーは、そんじょそこらの「牛」を使ったドンブリ店では、遥か遠い次元での美味しさ

わかるかな
わかんねェだろうナ~~ (By 松鶴家千とせ)
まあ、なんとて帰りの「NEW UDON号(非人力バージョン)」の、アクセルの重かった事
いえ、こっちはよ~走るんよ



「うどん専門店 大和」
大阪市浪速区敷津東2-2-8 木津卸売市場内
TEL 06-6632-0494
営業時間: 5:00~14:00
定休日 : 日曜日、休市日
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須崎 ~今だうどんも讃岐スタイルも最高峰のGODな名店~ @ 香川県
2017-01-15
「須崎に行きたいなあ~」とにかく、身を悶える足掻く様なメールでした

愛知県から夜行バスで私より讃岐に乗り込んでいた、最近ちょっと愛知界隈のUDONに対しても独自の論理を繰り広げる様になった実兄(年を重ねてもよっけ食う)は、この年末に帰省した際、愛する家族を差し置いて、一人で須崎に行とくいう、まさに罰当たりな事をやってのけたんだそう・・・
私のでは考えられない
しか~し、平和を愛するUDONの神々は正直なもの
人を出し抜こう、自分だけ楽しもうとした人間に「休業」という、試練を与えたもうたのです
丸亀駅で2時間も私を待ち、そんな試練を乗り越えて・・・
レンタカーで駆けつけた私は、そんな兄の思いを慮って善通寺の自衛隊横から宮が尾古墳を通る最短コースで、アプローチ
2番乗りで念願のうどんに巡り合いましたとさ

このエッジ、この肌艶
そして、この讃岐うどんの原形を髣髴とさせる佇まい
何より素晴しいのが、熱々の湯気と共に鼻腔を擽る、やわやわとしたさぬきの香い
もう、たまりません

かく言う私こそが、実は一番葛藤していたのかもしれません
最近、郷のお店を回りたくなるこの衝動はなんなんでしょう


そうそう、50歳を越えた兄は、温(玉子)大を秒速で掻っ込んだあと、冷(玉子)大を音速で封印してしまいました
愛知恐るべし・・・
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京うどん 纏 ~和食職人の血が滾る絶品日替わり定食~ @ 京都市伏見区
2017-01-04
なんとて、うどん界における素晴しきマルチロールファイターです京うどん 纏の大将が、かつては日本食の職人さんとして包丁を振るっていた事は、奈良でお店を出されていた頃から存じ上げておりましたが、今のお店になってから、更に磨きが輝きが増して来られたようです

毎日、その日の日替わり定食を、SNSでお知らせして下さるのですが、その内容がもうハンパじゃない
関西中のうどん店を見渡しても、その充実度、レパートリーの広さ、そして、旬を掴んだ回転の上手さは、まず群を抜いておられる存在です
この日なんて、うどんの抱き合わせのメニューに「鯛のあら炊き」が提供される事を目にしたもんですから、慌てて車を走らせましたわ
そんじょそこらの「あら炊き」ではなく、京うどんを看板にあげる纏の大将が手をかけた一品です


迷わず注文した定食は、期待どころか、私の「あら炊き」の概念を覆すような、素晴しい物でした
ま、私なんて拙い経験の持ち主で、つい甘くて肉体労働の後に頂くような、こってりとした飴色の一品が口に合うように思っていたのですが、アラといった素材をこんなに上品に味付けされ、しかも、うどんとご飯にも合うように加減されているのですから、恐れ入ってしまいます
それに、器にも気を使われて見た目も美しいですね
味のしゅんだ牛蒡と茗荷の組み合わせも、ほんとにひと工夫された素晴しい付け合せ
絹の様に滑らかなうどんは、どこがミニなのか証言台に立って立証して欲しい程の立派さ美味しさ
定食で言えば、汁物の役割になるのでしょうが、このお出汁の美味さは儚さは、この界隈のお店ならではものですね

あら炊きと、日替わり定食の豊かさへの世界観が、グルリと変わった瞬間でした


「京うどん 纏」
京都市伏見区深草北新町627
TEL 075-641-8003
営業時間:平 日 11:00~14:30(L.O.14:00)
17:30~20:30(L.O.20:00)
土日祝 11:00~16:00(L.O.15:30)
定休日 :木曜日
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中華そば 大福 ~日差しの暖かい瀬戸内の島で絶品笠岡ラーメン~ @ 岡山県笠岡市
2017-01-03
ある意味、念願のお店にようやく伺う事が出来ましたそして、心が蕩けるような美味しい笠岡の一杯を頂く事が出来ました

言うまでも無く、笠岡ラーメンファンの私にとって、随分以前から足を運びたかったお店ですが、島に渡ると鳴門じゃなくなると、今の生活環境ではちょっとハードルが高かった為、大きな宿題としてちょっと棚上げされた状況になっておりました
じゃ、年末を迎えたこの時、きっちりと棚卸しをしとかんとね
笠岡の港から北木島に向けて「フェリー大福丸」に乗船した時、「あら、お店の名前と一緒やん?」と思ったら、この船の船長さんがお店のオーナーさんでした





念願の「中華そば 大福」さんです



お店は、金風呂港のフェリー接岸場所のスグねきに有ります
このプレハブ感がまたいいですね(プレハブですが)
さあ、大福さんの笠岡ラーメン

笠岡独特の「鶏チャーシュー」
瑞々しい新鮮な葱の緑の部分を斜め切りにした、これまた笠岡ラーメンには欠かせない薬味(全国全ての醤油系ラーメンの葱が、こうなったらいいのに)
そしてメンマ
震えるほど、ビジュアルで泣かせてくれます


その浮かんだ脂が黄金色に輝くスープは、鶏の旨味を十分に含んだ、口にひと口啜るだけで味わいが口一杯に広がる頬の弛むスープ
私なんぞには、これ程のパンチ力がちょうど良し
麺専用の舟に置かれていた生麺は、細麺ながらしっかりとした喉越しで、地元に根付いた隆とした笠岡ラーメンを支えております
いや、これ美味しいわ~~



土・日限定の「とりめし」は、チャーシューにも使われている歯応えのしっかりとした鶏が、ゴロゴロと使われている、これまたとても素朴で素晴しい
昔、須田のばあちゃんが作ってくれた「醤油めし(※多分、詫間の方では味付けか炊き込みご飯の事をこう呼んでた)」に良く似た味わいで、二度感激です
さてさて、お店を後にしたのは良かったのですが、次の船が来るまで2時間ほどあり、時間潰すのにどうしましょうって感じ
隣の豊浦港の路地奥に野菜や日用品を売っている個人商店さんはあったのですが、お酒は置いてないとの事(トホホ・・・)
しばらく、付近の猫ちゃん達と遊んでいたのですが、幸いビールと日本酒の置いてある自動販売機があったので、事なきを得ました



北木島は、有名な花崗岩の産地で、この島から多くの石材が様々な建築、城築や造園の為に海を渡って運び出されて行きました
島には今でも、あちこちに石材店の看板があり、かつての繁華な面影を忍ばせてくれます


「中華そば 大福」
岡山県笠岡市北木島町10364-22
TEL 090-1684-6230
営業時間:火~金曜日 11:00~14:00
土・日・祝 11:00~16:00
定休日 :月曜日
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居酒屋 三白 ~もうすぐ10才さんのもうすぐにでも行きたかった居酒屋~ @ 香川県丸亀市
2017-01-02
我が讃岐うどんの聖地巡礼における盟友「もうすぐ10才」さんが、丸亀の駅前でにゃんと居酒屋を始められたと風の便りを耳にしてほな、開店のお祝いに行こうかとスケジュール手帳を繰ってた時(苦笑)、ようようお店情報を見たら平日しか営業してないやないの!!
関西のうどん巡りもままならない、現在京都勤めの私にとって、光速エスパーの輝く強化服(カッコイイぞ~




しかし、着ちゃいました
しょうがない、しょうがない・・・
かつて讃岐のお店を関西の強者、讃岐の古豪達と共に巡ったあの頃のご恩に報いるべく、そして第1回関西讃岐うどん巡礼~の達成者パーティーにも、わざわざ讃岐からご足労頂いた感謝の気持ちも合わさって、もうどうしようも無かったんよね
(ほんだら、開店して半年以上も経って訪問とは、じょんならんの~!と言う言葉には耳を貸さない)

ははは、お店のドアを抜けると、いきなりせんさんとご対面~
いや、神様のお導きですね
この日は、SPECIALの「つけ麺」を一緒に頂く事が出来ました



何より嬉しい事が、瀬戸大橋の開業以来、私の子どもの頃の記憶の風景が見る影も無く寂れてしまった丸亀駅前に於いて、昼飲みが出来るお店が、そぞろ復活した事


メニューです




しかも、一品達の価格が、ほぼ¥300~¥500と、とってもリーズナブルで、その上どれも美味しい!!
料理のほかにも、香川の歴史に触れられる様な、写真集だとか資料が取り揃えられております
こんな形で、10才さんなりに地元丸亀の形を記憶を残されようとしているんですね
この10才さんのうどんも、川鶴の徳利も、なんか丸亀っぽくて素敵だったな~

「居酒屋 三白」
香川県丸亀市浜町3-11
TEL 087-763-0022
営業時間:14:00~22:00
定休日 :土曜日、日曜日、祝日
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谷川米穀店 ~雪降る谷米でゆったりと雪見釜たまだよ~ @ 香川県
2017-01-01
谷川米穀店通称「たにべえ」
4~5年振りに車を走らせ到着した谷米さんは、薄っすらと雪化粧で迎えてくれました
そうそう、一度走った道って、なんか憶えてるもんなんやね


あれは、平成になってちょっと経った時、ある一冊情報誌を頼りに、商社の方と車を走らせたのが始めての出会い
あの頃は、お店近くのあのガソリンスタンドも元気に営業されてました

超人imoさんは、讃岐から見た峠の向こうの徳島から徒歩で訪問したと言う、谷米史上最初に足を使ったうどんツアーを実現させたのも、今では素晴しい思い出です
讃岐うどんの原風景のひとつです



変わらず、心落ち着くうどんでした

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