井筒屋 ~JR米原駅5・6番線ホームの奇跡~ @ 滋賀県
2017-01-22
とにかく私にとって、ある意味大きなハードルのお店でした通る度に食べたい、いつか寄りたい
でも、これから東に向かう事情を考えると、ここでワンクッションは置けない

ましてや、青春18切符の季節ともなれば、この駅から東に向かう乗り換えのお客さん達で、ホームはもう芋の子を洗う様な状態になります
ある意味、季節の風物詩の様な光景
だって、JR西日本の新快速12両編成が、大量のお客さんを搭載してここ米原駅に到着した状況で、更に東へ向かおうとする多くのお客さん達が、JR西日本と東海が示しを合わせて封殺しているとしか考えられない、米原~大垣間のわずか4両編成の電車に殺到するのですから、その混雑ぶり必死ぶりは、まさに殺気だった状況となります(JR西日本が封殺している姫路~岡山間と一緒やね

さながら、かつての宇高連絡船が宇野港に接岸する15分前からの状況とまったく一緒
そのうち、怪我人が出るよ、まったく!!
そんな、状況下も相俟って、ここ米原駅の井筒屋さんの立ち食いには、いつも心を寄せつつも、東へと急く心情からこれまで一度もお世話になることがありませんでした
ホームの立ち食い・・・
どうですか



身も心も凍りつくかのようなこの季節
寒風に晒されながら、出汁の香りが鼻腔を擽る芯から温もる様な一杯を頂いた瞬間
なんとて、今時のホームの立ち食いの様に、頂くスペースが建屋内に囲われてぬくぬくと食べる平成の様な感じではなく、あくまで懐かしき昭和の国鉄を意識した、寒風に晒され流れもホームに毅然と立って熱々のうどん・そばを頂くこの風情
かつて、我が身をすり減らしながらも働きに働き続け、この国を豊にして下さった先人達の心意気が伝わってくるかのようです
関西では、本当に貴重な存在となりつつあります



熱々のお出汁に、蕩ける海老天
それらを旨味を存分にまとって、頂くうどん・蕎麦
恐らく、時の流れからすると、多分時代に合わなくなっていつかは消えゆくこの風景
JR米原駅。5・6番ホームの軌跡、いえ、奇跡です

「井筒屋 JR米原5・6番ホーム」
滋賀県米原市米原 JR米原駅構内
TEL 0749-52-0006
営業時間:8:30~19:00
定休日 :
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