手打ちうどん こんぴらさん ~讃岐と関西の究極の融合~ @ 大阪市福島区
2012-01-12
第4回関西讃岐うどん西国三十三カ所巡礼~ 達成者パーティー参加の為のお知らせ 
![201107161121429db[1]](http://blog-imgs-33.fc2.com/s/u/z/suzumeketaro1/20110717181036126s.jpg)
関西に於ける讃岐うどんについて。
先日某新聞社よりインタビューの依頼が有り、アメリカンコーヒーをゴチ(懐かしっ)になりながら語ったんですが、記者のKさん分かって頂けましたでしょうか。
要するに掻い摘んでお話しすると
・元々関西は「天下の台所」と呼ばれる物産の集散地である。
・六甲山系の良質の水、及び淀川系の豊富な水源を有している。薄口醤油の生産にも適している地。
・それらの条件と町文化が融合して、日本で唯一のお出汁文化が根付くきっかけとなる。
・しかも、元々のうどん文化圏である。
・そこに「恐るべき~」による「讃岐うどんブーム」が発生。(関西でも、讃岐志向の方が大量発生。)
・その為、讃岐の製麺方法が入ってきた。
・その上、関西人特有の食文化に対する厳しさ。
(東京は蕎麦文化の上、讃岐のお店が出来ても形式や雰囲気を過大に重視する為、製品そのものの完成度を追求するお店が出来にくい。特に地方グルメに於いてはね。)
・ア~ンド、固有文化を共有する地元人口の多さと、大人口を抱える都市のマスコミ&インターネットの情報量。
・故に、個々の競争が厳しくなり、どうしても品質はQCD全てが向上してゆく。
簡単に要約するとそんな道程なんよ。
こんな関西と香川のいいとこ取りをした、素晴らしい一品を提供してくれるお店があります。

下町らしいカウンターのみのスタイル。
うどんを食べに来るのは、商店街での買い物のお客さんか、お店前のパチンコ店からムシャクシャした表情(推定

夕食、夜食、朝食用の玉売りもされています。
もし「今晩、すきやきよ

もう、構える店ではまったくありません。
きつねはフワフワジューシ~、美味しい出汁をタップリと含んだボタボタ~としたお揚げ。
これは関西風。
麺は歯応えもしっかりとした、喉越しが楽しめる讃岐スタイルのしっかり麺。
しかし、うどんに於ける出汁の分量は明らかに関西風。
(讃岐人は出汁をなみなみに注がれるのを好まない。せいぜい麺の頭が1/3程度出る程がBEST)

目の前で製麺している姿も、大手チェーン店で見かける見世物風ではない狭い場所で見つけた様な雰囲気。
とどめの価格は「¥340-」
こんなお店を、もう一度関西の皆さんに見直して頂きたい、そんな気持ちにさせてくれるうどん店です。
「手打ちうどん こんぴらさん」
大阪市福島区大開1-14-5
TEL 06-6463-3595
営業時間:9:30~19:30
定休日 :無休 ※正月等は要確認
うどん好きの皆さん クリックをお願いしま~す♪
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![20081105092814s[1]](http://blog-imgs-31.fc2.com/s/u/z/suzumeketaro1/201005010054560aes.jpg)

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