讃岐うどん 江戸堀木田 ~冬はHOTで!熱々モチモチのあつ生醤油~ @ 大阪市西区
2015-02-01
「やっぱり木田は混んでるな~」私の後ろに並んだ、N船場小学校の制服を着た坊やが言ったこのませたひと言が、今や西区の名店となりつつあるこのお店の、全てを象徴しているかの様でした

大阪駅前第3ビルにある、関西さぬきうどんの祖とも言える「はがくれ」さんで修行をされ、また、100年以上前からミナミに暖簾を張っている「かやく飯」の超名店「大黒」の次男として、この世に生を受けた大将が打つ、繊細かつ滑らかなうどんとその香しいお出汁の味わいは、最早、この界隈のうどんファンの心をしっかりと掴まれ、お店無しではいられな程、虜にされている様です
さて、「はがくれ」さんと言えば「生しょううどん」が店の代名詞となる程有名ですが、江戸堀木田さんでもそれは同様
更に、生しょうゆと言えば、冷たいうどんにおろし大根、酢橘、そして大きく早めの回転で2週半の生じょうゆと言うのが定番ですが、実は、その道のファンからは、熱で頂く生じょうゆがもっとも美味しいと言われているのも事実
こちらのお店では、2009年3月の開店当初にはなかったこのメニューが、最近では定番メニューとして追加されていると聞き、東に行く道を西に曲げてお店に伺う事になりました
「あつ生じょうゆ(大)+かやくご飯」

うわ~、絵面では、この濛々と漂ってくる小麦の香りと生じょうゆのハーモニーが、さっぱり伝わらないな
まあとにかく、湯気が濛々立つ熱々のうどんに酢橘をギュッと絞って、大将自らかけてくれた生じょうゆが麺の上に行き渡ったら、素早くガッ!と混ぜ、サッと頂くうどんは、もう例えようのない程の美味しさ



日差しが当らない冬の路地で、背中を丸めながら並んで待った事が、この瞬間全て吹っ飛ぶかの様な一瞬です
やぱり、モチモチの熱いうどんに香り高い生じょうゆ
この組み合わせは、冬の時期にはなんとも言えない程、素晴しい一品です
そして、この系譜を受け継ぐ素晴しい「かやくごはん」もね

また、お店の雰囲気が良かったんだ
正直、あの真面目そうな大将が、カウンター越しにあんなに冗談を飛ばしながら、和気藹々とお客さんとコミュニケーションを図られているとは、ちょっと意外でした
自ら厨房を出てお客さんにうどんを運んだり、食べ方の指南をされたり
全てのお客さんに、江戸堀木田ファミリーの様に満遍なく声をかけられ、大阪で言う軽い「チャリ」まで入れる大将は、まるで下町のうどん店の大将そのもの
声をかけられたお客さんまでが、魔法にでもかかったように目を輝かせ、日常会話を楽しんでいる様子は、ある意味理想的なうどん店だと思いました
こじんまりとしたカウンターだけのお店で、そんな風なうどん店を営んでみたいという、うどん店の大将の声を、何回も耳にした事があるもんですから・・・
そうそう、メニューには無い「カレーつけ麺」なんて一品も、実はあったりするそうですよ

「讃岐うどん 江戸堀木田」
大阪市西区江戸堀2-13-31
TEL 06-6441-1139
営業時間:月~金 11:00~16:30(L.O.)
土曜日 11:30~14:30(L.O.)
定休日 :日曜日、祝日
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