讃岐うどん 志母(しも) ~ 限界集落に光をさす絶品讃岐うどん!! @ 島根県隠岐の島町
2010-09-21
~ udon fantasista 2010 ~ 開催のお知らせ!! 
そのお店の情報は、つまりは「皆目わからへん・・・」状態でした。
あらゆる手段を労しても、確実な情報が入ってきません。
とにかく自分の目で確かめておきたい私にとって、自費でそのお店に向かうには、場所柄あまりにもリスクが高すぎる。
本当にお店は現存するのか?
場所が場所だけに、手打ちの製法にならった、まともな「うどん」が出てくるのか。
美味しいとの話も耳にはしましたが、とりあえず店名の頭に「讃岐うどん」さえ名乗っていれば、少々いい加減なものでも、讃岐とは恐らく縁遠いであろう隠岐の島の皆さんにはわからへんやろう・・・なんて店だったら。
悶々とした日々がここ数年続きましたが、一向に解決策が見つからない(笑)
さすれば・・・
この20日から23日まで、家には私ひとりとしかいない、

齢42才にして、ついに人生の大決断に出ました。
うどん好きの皆さん クリックをお願いしま~す♪
↓ ↓ ↓
![20081105092814s[1]](http://blog-imgs-31.fc2.com/s/u/z/suzumeketaro1/201005010054560aes.jpg)

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しかし、本土を離れるとともに、激しい後悔が・・・

「やっぱり早まったんと違うやろか?」
そんな気持ちを後押しするかのように、出港して暫くは穏やかだった旅も

もう小泉今日子の「ひとり街角」状態。
9月や言うのに、こないに揺れるか~。
日本海の船旅は初めてですが、殆ど瀬戸内海航路しかしらない私にとっては、驚くほどの体験。
※トビウオがビュンビュン飛んでたのも印象に残りました。
そして、大阪を出発してから8時間後・・・

ようやく人生初の「隠岐の島」へ到着。
この島は私にとって、ある意味でも特別な感情を抱かざるを得ない町でもあります。

今、この方面を支えていると言っても過言ではないでしょう、このキャラ達がお出迎えです。

レンタルバイクで走る初めての「隠岐の島」は、落ち着いて空気のきれいな、なんとも素晴らしいところでした。
とにかく、高低差の激しい道のり。
半袖で走っていたのですが、山の頂付近を走る時と平地を走る時の、肌に感じる風の冷たさが明らかに違います。
平地を走ると、こんな風景が。

はやる心を落ち着かせてくれますね。
そんなこんなで、激しい峠の道をうねうねと走っていると、西郷港から30分も走った頃でしょうか、はるか眼下にひとつの集落が目に飛び込んできました。

その集落に向かって、そろそろとバイクで坂道を下っていくと、そこには・・・
しえ~~~~~!!!

ほ、ほんまにあった~~

目の前は遥かに広がる日本海!!
しかも、人っ子ひとりいない。
護岸された港に、船を舫う波止場らしきものはありますが、船は殆どありません。
そして、前の浜に流れ着いた流木を使ったのであろう看板がポツンと立っています。
その看板がある奥の民家らしき建物に目を写すと・・・

ついにそのベールが解き明かされる時がやってきました。

この「隠岐の島」島内でも有数の僻地に、この人が極端に少ない集落に、何故「讃岐うどん」のお店が??
もう秘境度という点では、間違いなく日本一
(帰阪後知らべて見ると、この長尾田地区は戸数7戸、住民15人の内60才以上の方が半数以上なんだそう)
「がいな製麺所」や「竹松うどん店」が、都会のオフィス街のど真ん中にあるOL達で賑わうお店に思えてきます。
は~~、ここでお店を出すか~~~





これまでのうどん人生でも経験した事のないような、あまりにもの状況に、動悸が高鳴るのを抑える事ができません。

これで「はいど~ぞ~」言うて、冷凍麺かスーパーの袋麺が出てきたらどうする?
箸で持ち上げたら、麺がまるで箸を避けるかのようにプチプチと切れたらどうする?
お店の方が、コソ~っと袋に入った出汁を鍋で温め様とした瞬間、目と目が会ったりしたらどうする??
「呪い」の代名詞が、今後私の頭上に冠せられたらど~する???
もう、私の今後の人生をも、左右しかねない状況になってきてしまいました。
店内は、まったくの民家。
畳敷きの座敷2部屋に、大きな木製の机が置かれています。
そして、出された重厚なメニューを開いて数秒後、さらに後ろにひっくり返るような事態が!!!

これは夢か幻か?ほんまなん??
恐らく中国地方の皆さんに、「うどんメニューのうち、冷かけとは何か?」って緊急アンケートを行っても、その正解率は、J氏がナニを見つける確率よりはるかにナニな事でしょう。
一応、お店の方にどんなメニューか確認してしまいましたやん
これが、隠岐の島にただ一つの「讃岐うどん店」がつくっている、島民の皆さんに愛されている「うどん」です。

この隠岐の島でとれた「岩のり」を添えた「冷かけ 岩のり ¥650」を頂きました。

完全手打ちだという、この想像も出来なかった剛麺。

さっきまでの緊張感も合わさってか、うどんを食べて脱力状態に陥ったのは、ほんとうに久しぶりです。
スッキリとした香川に本当に近い、この冷かけイリコ出汁。
冷やされ状態まで完璧
なんとて、こんな麺を、讃岐うどんに馴染みのない、どちらかと言えば蕎麦を食べられる事が多い島民の皆さんに、お出ししても大丈夫んなんでしょうか?

こちらは地産地消になるのでしょうか、付近でとれる「ぼべ貝」とご飯を一緒に炊いた「ぼんべいまぜご飯 ¥300」です。

「ぼべ貝」とは、日本海で見ることのできる、岩場にひっついた一枚貝のこと。

甘めに炊かれてはいますが、ほんのりと磯の香りが漂う、ぼべ貝の歯応えもしっかりとした一品。
海の近くで育ったものには、堪えられない風味と味付けです。
メニューです。


大将の長田(おさだ)さんに、お話を伺う事が出来ました。
もともと、神戸にお住まいだったそうで、あの関空~神戸ポートアイランド(KCAT)とを結ぶジェットフォイルの船長さんだったそうです。
うどんには元々興味があったそうで、社内の「手打ちうどんサークル」に所属し、香川出身の先輩からその手ほどきを受け、趣味とはいえ月1回、神戸でうどんを振る舞うイベントを7年にも渡って続けられるなど、かなりの下地を積まれてこられたそうなんですね。
やがて、諸事情により転機が訪れ、うどん店開業を目指して香川での修業を終えた頃、実家である「隠岐の島」に帰らなければならなくなり、2001年この地での開業となったそうです。
私を含め、この記事を読まれた殆どの方が、恐らくOPEN当初は、まったくと言っていい程お客様が来ない為、苦労苦労の連続で、途方に暮れていたのではないかと思われるでしょうが、ところがどっこい(笑)
オープン当初から行列~~
だったそうです。
その秘密を伺うと、そこには隠岐の島ならではの、ある島事情が。
我々本土(あえてそう言わせて頂きます)の者からすると、隠岐の島は、周辺を海に囲まれた素晴らしい魚介類の宝庫と思うでしょうし、島民の皆さんは、普段から獲れたての、さぞかし美味しい魚を口にされている事なんだろうと疑う余地もありません。
が、現実は少し違うようです。
大将曰く、様々な制約により、この周辺で獲れた魚は、わずかな一部を除いて、殆どの魚が一旦、本土の境港市に水揚げされるそうです。
理由として、まず、せっかく獲れた新鮮な魚介類も、隠岐の島だけでは、それを消費するだけの人口も力もなく、また、都会などの大消費地への流通経路を保持していない為、隠岐の島に所属する船団は、境港に行かざるをえないんだそう。
結局、隠岐の島の皆さんの口に入る魚は、境港に入ったものをこの島に戻してくるよりなく、長い時間を経過する分鮮度が犠牲となり、私達が想像しているような魚が非常に口に入りにくいんだそうです。
驚いたことに、隠岐の島では、ホテル・旅館とはいえ、魚を揃えるのに非常なご苦労をなさっているそうなんですね。
そこで大将は、お店を開くにあたって、地元の漁協組合の協力を得て、新鮮な魚介類を入手できるルートを確保。
普通では思いつきませんが、「うどん単品」で勝負するのではなく、、「海鮮」と「うどん」とを一緒に出すコース料理を中心としたところ、これが大当たり
うどんも、島内の皆さんが初めて口にする「手打ちうどん」にこだわったせいも合わさってか、お昼だけで70人を超える日があったり、今では、結納、お食い初めなどの冠婚葬祭をはじめ、忘年会、送別会など、島内の様々な行事に利用されている様です。
また、大阪のうどん店の大将が聞いたら耳を疑うかもしれませんが、なんと、お昼の一人当たりの客単価が¥2000以上。
夜に至っては¥4000以上が平均で、しかも、今では昼、夜とも4名様からの完全予約制(金・土・日・祝日のみ予約なしでうどん単品を頂ける)となっており、なかなか予約もしづらい状況で、年間来客数も2500人を超えるそう。
その他、島内の産業市への出店や、「手打ちうどんセット」の配達も行われており、結構な数のリピーターもお持ちの様です。
しかし大将は、だからと言って決して油断をする訳でもなく、うどんの材料は香川から送ってもらい、自らは海に行って魚や貝を獲ったり、血抜きから締めなどの面倒な事も行って、常に品質を落とさないような努力と工夫を続けられておられます。(シイタケ栽培までやってるって
)

将来的には、この限界集落である長尾田地区に、もっと人が来て頂ける様「キャンプ場」とか「遊び施設」なんかを作って、この界隈を活性化し、もっともっと元気づけたいとの事でした。
そんな話を伺いながら、冷かけの上に、と~ても磯の香りが良い「岩のり」を、パラリとかけてみました。

香りもさることながら、最後の一滴までもが旨味を増した「冷かけ」となります。

もう、大満足でお店を後にしましたが「再訪必死ですね
」と言えないところが辛いところ。
でも、出来ればいつかもう一度、今度はゆっくりと海鮮料理に隠岐の地酒でゆ~っくりと頂きたいものです。
帰りは連休の渋滞に巻き込まれて、大阪に着いたら夜の11時半。
朝3時半に家を出て、20時間を費やした、まさに弾丸
のような一日でした。
最後に・・・
お店に飾ってあった「手打ちうどん免許証」を写真に撮影し、家に帰ってから何気に眺めていると、んん


この「(有)ツカサ商店うどん塾」の住所を検索したら・・・
なに~!大将「凡蔵ファミリー」やったんかっ!!!
「さぬき手打ちうどん 志母(しも)」
島根県隠岐の島町長尾田1728
TEL 08512-5-2811
営業時間:11:00~21:30
海鮮コース:月~日の毎日(4名様より)
うどん・他単品料理:金・土・日・祝日のみ(1人名様より)
※全て予約制です。
営業期間:4月~11月(12月~3月は休業)

「やっぱり早まったんと違うやろか?」
そんな気持ちを後押しするかのように、出港して暫くは穏やかだった旅も

もう小泉今日子の「ひとり街角」状態。
9月や言うのに、こないに揺れるか~。
日本海の船旅は初めてですが、殆ど瀬戸内海航路しかしらない私にとっては、驚くほどの体験。
※トビウオがビュンビュン飛んでたのも印象に残りました。
そして、大阪を出発してから8時間後・・・

ようやく人生初の「隠岐の島」へ到着。
この島は私にとって、ある意味でも特別な感情を抱かざるを得ない町でもあります。

今、この方面を支えていると言っても過言ではないでしょう、このキャラ達がお出迎えです。

レンタルバイクで走る初めての「隠岐の島」は、落ち着いて空気のきれいな、なんとも素晴らしいところでした。
とにかく、高低差の激しい道のり。
半袖で走っていたのですが、山の頂付近を走る時と平地を走る時の、肌に感じる風の冷たさが明らかに違います。
平地を走ると、こんな風景が。

はやる心を落ち着かせてくれますね。
そんなこんなで、激しい峠の道をうねうねと走っていると、西郷港から30分も走った頃でしょうか、はるか眼下にひとつの集落が目に飛び込んできました。

その集落に向かって、そろそろとバイクで坂道を下っていくと、そこには・・・
しえ~~~~~!!!

ほ、ほんまにあった~~


目の前は遥かに広がる日本海!!
しかも、人っ子ひとりいない。
護岸された港に、船を舫う波止場らしきものはありますが、船は殆どありません。
そして、前の浜に流れ着いた流木を使ったのであろう看板がポツンと立っています。
その看板がある奥の民家らしき建物に目を写すと・・・

ついにそのベールが解き明かされる時がやってきました。

この「隠岐の島」島内でも有数の僻地に、この人が極端に少ない集落に、何故「讃岐うどん」のお店が??
もう秘境度という点では、間違いなく日本一

(帰阪後知らべて見ると、この長尾田地区は戸数7戸、住民15人の内60才以上の方が半数以上なんだそう)
「がいな製麺所」や「竹松うどん店」が、都会のオフィス街のど真ん中にあるOL達で賑わうお店に思えてきます。
は~~、ここでお店を出すか~~~






これまでのうどん人生でも経験した事のないような、あまりにもの状況に、動悸が高鳴るのを抑える事ができません。

これで「はいど~ぞ~」言うて、冷凍麺かスーパーの袋麺が出てきたらどうする?
箸で持ち上げたら、麺がまるで箸を避けるかのようにプチプチと切れたらどうする?
お店の方が、コソ~っと袋に入った出汁を鍋で温め様とした瞬間、目と目が会ったりしたらどうする??
「呪い」の代名詞が、今後私の頭上に冠せられたらど~する???
もう、私の今後の人生をも、左右しかねない状況になってきてしまいました。
店内は、まったくの民家。
畳敷きの座敷2部屋に、大きな木製の机が置かれています。
そして、出された重厚なメニューを開いて数秒後、さらに後ろにひっくり返るような事態が!!!

これは夢か幻か?ほんまなん??
恐らく中国地方の皆さんに、「うどんメニューのうち、冷かけとは何か?」って緊急アンケートを行っても、その正解率は、J氏がナニを見つける確率よりはるかにナニな事でしょう。
一応、お店の方にどんなメニューか確認してしまいましたやん

これが、隠岐の島にただ一つの「讃岐うどん店」がつくっている、島民の皆さんに愛されている「うどん」です。

この隠岐の島でとれた「岩のり」を添えた「冷かけ 岩のり ¥650」を頂きました。

完全手打ちだという、この想像も出来なかった剛麺。

さっきまでの緊張感も合わさってか、うどんを食べて脱力状態に陥ったのは、ほんとうに久しぶりです。
スッキリとした香川に本当に近い、この冷かけイリコ出汁。
冷やされ状態まで完璧

なんとて、こんな麺を、讃岐うどんに馴染みのない、どちらかと言えば蕎麦を食べられる事が多い島民の皆さんに、お出ししても大丈夫んなんでしょうか?

こちらは地産地消になるのでしょうか、付近でとれる「ぼべ貝」とご飯を一緒に炊いた「ぼんべいまぜご飯 ¥300」です。

「ぼべ貝」とは、日本海で見ることのできる、岩場にひっついた一枚貝のこと。

甘めに炊かれてはいますが、ほんのりと磯の香りが漂う、ぼべ貝の歯応えもしっかりとした一品。
海の近くで育ったものには、堪えられない風味と味付けです。
メニューです。




大将の長田(おさだ)さんに、お話を伺う事が出来ました。
もともと、神戸にお住まいだったそうで、あの関空~神戸ポートアイランド(KCAT)とを結ぶジェットフォイルの船長さんだったそうです。
うどんには元々興味があったそうで、社内の「手打ちうどんサークル」に所属し、香川出身の先輩からその手ほどきを受け、趣味とはいえ月1回、神戸でうどんを振る舞うイベントを7年にも渡って続けられるなど、かなりの下地を積まれてこられたそうなんですね。
やがて、諸事情により転機が訪れ、うどん店開業を目指して香川での修業を終えた頃、実家である「隠岐の島」に帰らなければならなくなり、2001年この地での開業となったそうです。
私を含め、この記事を読まれた殆どの方が、恐らくOPEN当初は、まったくと言っていい程お客様が来ない為、苦労苦労の連続で、途方に暮れていたのではないかと思われるでしょうが、ところがどっこい(笑)
オープン当初から行列~~

その秘密を伺うと、そこには隠岐の島ならではの、ある島事情が。
我々本土(あえてそう言わせて頂きます)の者からすると、隠岐の島は、周辺を海に囲まれた素晴らしい魚介類の宝庫と思うでしょうし、島民の皆さんは、普段から獲れたての、さぞかし美味しい魚を口にされている事なんだろうと疑う余地もありません。
が、現実は少し違うようです。
大将曰く、様々な制約により、この周辺で獲れた魚は、わずかな一部を除いて、殆どの魚が一旦、本土の境港市に水揚げされるそうです。
理由として、まず、せっかく獲れた新鮮な魚介類も、隠岐の島だけでは、それを消費するだけの人口も力もなく、また、都会などの大消費地への流通経路を保持していない為、隠岐の島に所属する船団は、境港に行かざるをえないんだそう。
結局、隠岐の島の皆さんの口に入る魚は、境港に入ったものをこの島に戻してくるよりなく、長い時間を経過する分鮮度が犠牲となり、私達が想像しているような魚が非常に口に入りにくいんだそうです。
驚いたことに、隠岐の島では、ホテル・旅館とはいえ、魚を揃えるのに非常なご苦労をなさっているそうなんですね。
そこで大将は、お店を開くにあたって、地元の漁協組合の協力を得て、新鮮な魚介類を入手できるルートを確保。
普通では思いつきませんが、「うどん単品」で勝負するのではなく、、「海鮮」と「うどん」とを一緒に出すコース料理を中心としたところ、これが大当たり

うどんも、島内の皆さんが初めて口にする「手打ちうどん」にこだわったせいも合わさってか、お昼だけで70人を超える日があったり、今では、結納、お食い初めなどの冠婚葬祭をはじめ、忘年会、送別会など、島内の様々な行事に利用されている様です。
また、大阪のうどん店の大将が聞いたら耳を疑うかもしれませんが、なんと、お昼の一人当たりの客単価が¥2000以上。
夜に至っては¥4000以上が平均で、しかも、今では昼、夜とも4名様からの完全予約制(金・土・日・祝日のみ予約なしでうどん単品を頂ける)となっており、なかなか予約もしづらい状況で、年間来客数も2500人を超えるそう。
その他、島内の産業市への出店や、「手打ちうどんセット」の配達も行われており、結構な数のリピーターもお持ちの様です。
しかし大将は、だからと言って決して油断をする訳でもなく、うどんの材料は香川から送ってもらい、自らは海に行って魚や貝を獲ったり、血抜きから締めなどの面倒な事も行って、常に品質を落とさないような努力と工夫を続けられておられます。(シイタケ栽培までやってるって


将来的には、この限界集落である長尾田地区に、もっと人が来て頂ける様「キャンプ場」とか「遊び施設」なんかを作って、この界隈を活性化し、もっともっと元気づけたいとの事でした。
そんな話を伺いながら、冷かけの上に、と~ても磯の香りが良い「岩のり」を、パラリとかけてみました。

香りもさることながら、最後の一滴までもが旨味を増した「冷かけ」となります。

もう、大満足でお店を後にしましたが「再訪必死ですね

でも、出来ればいつかもう一度、今度はゆっくりと海鮮料理に隠岐の地酒でゆ~っくりと頂きたいものです。
帰りは連休の渋滞に巻き込まれて、大阪に着いたら夜の11時半。
朝3時半に家を出て、20時間を費やした、まさに弾丸


最後に・・・
お店に飾ってあった「手打ちうどん免許証」を写真に撮影し、家に帰ってから何気に眺めていると、んん



この「(有)ツカサ商店うどん塾」の住所を検索したら・・・
なに~!大将「凡蔵ファミリー」やったんかっ!!!
「さぬき手打ちうどん 志母(しも)」
島根県隠岐の島町長尾田1728
TEL 08512-5-2811
営業時間:11:00~21:30
海鮮コース:月~日の毎日(4名様より)
うどん・他単品料理:金・土・日・祝日のみ(1人名様より)
※全て予約制です。
営業期間:4月~11月(12月~3月は休業)
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